株式会社ブリーズ・カンパニー

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コラム
2025.12.10

24時間計画換気でいつも新鮮な空気

川の水の流れを思い浮かべてください。
支流が合流すると、川巾はだんだん太くならないとあふれてしまいます。
ダクト式の換気も同じ理屈になりますが、ダクトをどんどん太くすることは難しいのが実情です。狭いダクトの中を多くの風量が通ると、抵抗が大きくなります。(風量の2乗に比例)
その結果、風音が大きくなったり換気能力の低下を招きます。


そよかぜの家が採用しているシステムはチャンバー方式です。
上の右図のようにチャンバーと呼ばれるボックスから、タコ足状にダクトを配します。ダクトの総長は増えますが、抵抗による損失は減らすことができます。
その結果、1台で最大240立方メートル/時の換気が可能です。
また、チャンバーから外部の1m足らずのダクトは、消音ダクトを使いますので音の心配もありません。
さらに、ダクト式に比べて、圧力損失の計算がシンプルになるので、各部屋ごとの換気量の調整も簡単に行えます。

■計画的に各部屋に新鮮な空気を確保

必要とされる換気量は、1時間に0.5回、すなわち家の大きさ(容積)が200立方メートルであれば、100立方メートルの空気を入れ換えるということになります。

部屋の大きさだけではなく、用途によっても換気量は決まります。
例えば、トイレや洗面などは狭くても多くの換気が必要ですし、逆に寝室などは少な目でもよいこともあります。
これらの条件を考慮し、各部屋ごとに必要な換気量を決定します。


梁や柱をそのまま見せたり、ロフトや吹抜空間を使うと、換気の計画は複雑になります。 そよかぜの家では、必要換気量の配慮はもちろん、ダクトスペースの確保なども含め、綿密な設計を行います。
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