景観配慮型コンビニ
京都に景観条例が導入され1年余りがたちましたが、街の必需品(?)となったコンビニにも変化が見られます。
ちょっと前に、祇園八坂神社前のローソンが看板を一新し、店内の照明も電球色に替え、景観配慮型店舗として生まれ変わりました。
ご覧のように、格子を付けて京都らしさを演出し、看板も定番のブルーを使用せず、ちょっと見たところローソンとわからないくらいです。ちょうど、昨晩忘年会が円山であったので前を通りましたが、店からこぼれる明かりが少し黄色っぽくなって、周りとなじんでいました。ただ、ちょっと照明が明るすぎるとは感じましたが・・・。
一方、最大手のセブンイレブンも、上賀茂に環境配慮型店第1号を出店しました。
こちらは、独立店舗ですが、照明にLEDを使用したりすることで、CO2排出量を従来よりも減らしたのだそうですが、デザイン的には屋根をこう配屋根にしたぐらいで、どこから見てもセブンイレブンですし、あまり京都らしいとは思えません。
京都ではマクドナルドもロゴマークの色を変えていたりしますが、行政の指導もあるでしょうが、企業の姿勢・センスが問われるところでしょう。それが売上と結びつくかどうかはわかりませんが、今更定番の看板を使用しなくても、店名は十分に浸透していると思うので、センスの良さを競ってほしいものです。