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京都

鋳鉄配管の排水管

近所でトイレの改造を頼まれました。

築40年くらいの鉄筋コンクリート造の住宅で、当時はさぞ”はいから”な建物だったんでしょうが、トイレが和式なので、洋式に取り換えたいとのことでした。

土間コンを取り壊して掘り返してみると、排便管が鉛管でした。珍しいものを見たと思っていたら、その先の排水管は鋳鉄管でした。

水道屋さんの職人はまだ20代の若手だったので、鉛管も鋳鉄管も扱ったことがありません。どうして配管してよいものか困っていたところ、水道屋さんの社長さんが登場。なんなくやってくれました。40年前に社長自ら工事をしたのだそうです。

地元の業者さんってやっぱり必要ですね。

定期点検

昨日城陽市のお客様のところに定期点検を兼ねてお伺いしました。

11月に引っ越しされて、本来であれば1カ月点検を年末にするところなのですが、年末年始はお客様のお仕事もお忙しい時期なので、少し遅れての点検となりました。

点検内容は、建具の開閉・スイッチなどの電気系統・給排水の配管などにはじまり、結露・断熱・遮音などについても、ヒアリングや私自身の体感でチェックします。24時間換気の働き具合も確認します。

今回は2カ月半経っていますので、日常のお手入れや点検の方法、暖房や加湿の具合といった生活レベルのアドバイスをさせていただくと同時に、実際に住んでみての感想やご意見もお伺いしてきました。

私自身気になっていた点は、遮熱シートの断熱性能です。ウレタンを使用する場合に比べ、熱容量が小さいので、夏の夜の快適さは高まるものの、冬には不安を残しています。特にこちらのお宅は、延べ面積が200㎡を超える比較的大きなお宅でもあることから、ガスのエコジョーズを使用した温水暖房を取り入れましたが、そのきき具合を確認してきました。

室温は15℃前後とやや低めの設定ながら、湿度は60%近くに保たれ、快適な状態でした。普段過ごすことの多いダイニングキッチンは床暖房があり、リビングの座るところのすぐ横に温水ラジエーターがあるので、低めの温度設定でも輻射熱で温かく感じることができているのでしょう。そういう意味では、ものすごくかしこく使っていただいているのではないかと思います。

暖房能力にはまだまだ余力がありましたので、適切な暖房計画を組み合わせれば遮熱シートでも遜色はないという感じです。

点検の結果、玄関ドアのリモコンスイッチの不良と、ガス機器の不具合がありました。

リモコンキーは電池の液漏れなので交換対応。

ガス機器については、警告システムの調整を行うことにしました。

あと、塗壁の割れについても確認しました。木材との取合い部分に、木の動きにより隙間が生じたのと、入り隅部分でヘアクラックが発生している個所がありましたが、問題のない範囲でした。事前に自然素材の欠点としてご説明していましたので、構造的に問題がないことを私の目で確認したことで、ご安心いただきました。

お客様のご感想をお聞きしたところ、「あったかい」とのことでした。引越のバタバタの中でも、湿度計と加湿器をお渡しして、十分な加湿をお願いしていたこともあって、子ども達も、周りが学級閉鎖になっているにもかかわらず、風邪もひかず元気に過ごしていただいているようです。

こちらのお宅は、寝室と子供部屋にICASシステムを導入していますので、その効果もあるのかもしれません。

それにしても、ご家族が健康に過ごしていただいているとお伺いして、何より安心しました。

ありがとうございました。

塗壁に記念の手形をつけました

宇治市のお客様が無事にお引っ越しをされました。

引っ越し荷物が少し片付いたところで、竣工の記念に、ご家族全員の手形を壁に付けることにしました。

健康塗壁ダイアトーマスを厚めに塗りつけ、半乾きの状態でそーっとつけてもらいました。材料の粘り気が強いので、ちょっと難しかったんですが、前もって塗板をつくって練習をしましたので、壁面は一発OKでした。

ご家族全員で記念撮影もさせていただきました。ありがとうございました。

階段の手すり

先日完了検査を受けた時に、検査官から階段手すりの取り付けを要求されました。

これを受けて、写真のように握れる手すりを連続して付けました。

手摺については、行政によって判断がまちまちです。

最近ではリビングに階段を設けいることが多いこともあって、階段そのものをデザインとして見せることもしばしばです。雑誌等で紹介されている階段でも、手摺がわりにロープが渡してあったり、中には完全に何もないものまであります。

今回の現場はご覧の通り手摺壁が付いていて転落防止にはなっているのですが、バリアフリーの考えによるところの、つかむものがないとの解釈でした。事前のお客様との打ち合わせの中では、お年寄りが来られた時は握る手すりがあった方が安心ですねというご説明もしていましたが、邪魔になるので当面はいらないとのことでしたが、検査済証をもらうために、早々に取付をしました。

以前は、転落防止をやかましく言われ、たとえば手摺に格子を用いた場合、格子のピッチに気をつけたりしたものですが、前述のようにそのことは全くとがめられません。おそらく、検査員のチェックリストの項目に載っていないのだと思います。

法律でこう定めてあるからこうしましょうではなく、住み人の立場に立ってデザインは決定しなければならないと思います。運用レベルで、ある程度の融通が利くのはとても良いことだと思うのですが、反面、設計者としては悩むところも増えてしまいます。

家庭用燃料電池、価格発表

先日ご紹介した家庭用燃料電池の販売がいよいよ本格化します。

大阪ガスでは3,255,000円で6月から世界に先駆けて販売を開始します。

国からの補助金が最大で140万円になる見込みで、実質負担額は200万円ほどになると思われます。

このシステムを導入すると、年間1.3トンのCO2が削減できるというのですが、消費者にとって気になる光熱費は、わずかに年間5万円ほど安くなるだけだそうです。

200万円かけて5万円ですから、償却に40年かかってしまうじゃないですか!!

ちょっと現実離れしていますね。ただ、東京ガスでは、2015年には1台100万円にすることを目指すと表明しており、そうなれば20年で償却できますね。でも、償却が終わるまで機械がもつのかどうかは定かではありません。

もうちょっと行政のバックアップがあってもいいんじゃないでしょうか。

薪ストーブ設置完了!

薪ストーブの据え付けが完了しました。

今回も、ネスターマーチンのS33という小型のタイプです。

LDKの中央に鎮座して、家族の集いの場となることでしょう。

ちなみに左手奥に見えるのは先日ご紹介した蓄熱暖房機「暖吉くん」です。

塗壁の割れ

自然素材の塗壁はどうしても割れることがあります。多くの材料は割れないように樹脂でかためられていますが、当社で使う材料は、割れてもいいから体にやさしいものというスタンスで選んでいます。とはいえ、割れない方がいいのですが。

尖山ショールームは、高千穂の薩摩中霧島壁を多く使っています。この材料は、火山灰を骨材にしており、乾燥による収縮がほとんどないため割れにくいと言われています。石膏ボードの下地をしっかりと作ればほとんど割れることはありません。

当社では、尖山で初めて採用したのですが、当時開口部の補強や下地補強の必要な部位にはラワンベニヤを使用していました。実はこれがくせ者で、ベニヤの伸縮が意外と大きいのです。耐火ボードで下地を作ったところはほとんど割れがないのですが、補強にベニヤを入れているところは、ほぼすべて割れが出てきました。竣工後すぐに割れが出てきましたので、原因が下地にありと判断し、それ以後の現場では、下地表面には合板が出ないように施工しており、お客様のお宅では大きな割れが起こってはいません。

4月で丸5年を迎えますが、構造材のあばれによると思われるものも出てきました。

写真はおそらく柱の背割れの開きと梁のねじれの影響だと思われます。この部分は耐火ボードの下地だったはずですが、去年の暮にクラックに気付きました。

大きな壁面に塗壁材を使用する際は、ある程度の割れは許容しなければいけないということを、お客様にご理解いただかなければ使えません。

完成現場。今なら見学も可能です!

宇治市の現場が完成しました。

今朝、JIOの検査が終わり、午後は宇治市の検査を受けて完了です。

フローリング・階段・窓枠・建具は杉材でコーディネート。壁は健康塗壁ダイヤトーマス。

自然素材でナチュラルテイストな仕上げですが、キッチンにビビッドなカラーを入れました。

来週にはお引っ越しなので、それまでに内部は、床のオイル塗り・カーテンの取付・各器具の試運転調整、外部は門柱やウッドデッキなど、大忙しです。

そんなわけで、工事をしながらになりますが、週末から来週水曜日まで、見学していただくことも可能です。

場所は宇治市広野町、広野中学のすぐ近くです。ご連絡いただければ詳しい場所はお知らせします。

工事の予定との調整がありますので、必ず事前にご予約をお願いします。

ご予約は

電話 0774-86-4962

メール breeze@soyokazenoie.com

暖吉くん

蓄熱暖房機というのをご存知でしょうか?

深夜電力を使って暖房のための熱を蓄えて、昼間に放熱するというものです。

写真は、北海道電機の「暖吉くん」です。ネーミングは関西っぽいのですが、その名の通り北海道のメーカーがつくっています。

カウンター・書棚・エアコンと壁面に組み込んでいます。右側にはピアノが座ります。

ところで、関西電力では、オール電化ポイントというのがあるそうです。こちらのお宅では、オール電化にして、eo光でネットとテレビと電話、さらに蓄熱暖房機を使うので、ポイントが3倍になるのだとか??たまったポイントは商品券などに交換できるそうです。これはお得!!

湿度を上げると暖かいんだぁ~

私の事務所が厳寒であることは先日書きましたが、おかげでのどの痛みがなかなか治りません。

何とかしないとと思い、昨日は加湿器を持ちこみました。

暖房もエアコンに加えて、デロンギヒーターを持ちこみました。

1時間ほどで、エアコンはアイドリングに入りました。(デロンギの力は結構すごい)その後エアコンを切った状態で、デロンギと加湿器の運転を続けました。すると、昼過ぎには、気温19℃湿度55%という快適な環境になりました。

相変わらず、足もとは寒いものの、湿度を上げることで、体感的には格段に温かく感じます。

ちなみに、加湿していない状態だと、20℃まで温度を上げると、湿度は30%を切ってしまいます。

夏の暑さを説明するときに、「水蒸気は熱をためているようなものだから、除湿すれば体感温度は下がりますよ」という説明をよくするのですが、冬のこの時期に、水蒸気の持つ熱を思いっきり体感しました。

太陽光発電システム設置の助成金申請を受付中

太陽光発電システムの設置に対する助成金の制度が復活しました。1月13日から受け付けが始まっています。

以前、財団法人新エネルギー財団が行っていた流れとほぼ同じですが、今年からは、太陽光発電普及拡大センター(J-PEC)というのが組織され、これが窓口となるのだそうです。京都府では、そのまた窓口として、特定非営利法人地球温暖化防止府民会議に申請をします。

助成金額は1KWあたり7万円で、工事費の10%以内で10KWが上限ということなので、最大で70万円もらえるということになりますが、通常の住宅ですと、3~4KWの場合がほとんどですので、250~300万円くらいの工事費に対して、21~28万円もらえるということになります。

これと併せて、各地方自治体の助成制度を併用できます。東京都では30万円ももらえますが、近隣では、京都市と精華町が行っていますが、今年度の対応はまだわかりません。例年通りですと20万円程度ですし、他の市町村も行うかもしれません。

ところで、太陽光発電システムの発電量はどのくらいなのでしょうか。

ものすごくおおざっぱに言って、住宅の場合年間8~10万円程度電気代が安くなります。それに対して、初期投資が助成金をもらっても200万円以上ですから、元をとるのに20~30年かかるということになります。また、5月から電気料金が大幅に下がるという話もあり、そうなると償却年数は延びてしまいます。

一方、今まで太陽光パネルの変換効率を上げることばかりに注力してきたメーカー各社が、低価格化のために量産を始めており、値段はぐっと安くなるものと思われます。

とはいえ、まだまだ「お得です」とは言い難い状態ですが、てっとり早くCO2削減できるので、行政のさらなる支援に期待しましょう。

J-PECへの申請は3月末が締め切りですので、設置を考えようかという方はお早めにご相談ください。

犬はよろこび・・・?


ゆーきやコンコン・・・では、犬は庭を駆けまわるものなのですが、実際はそうでもないようです。

愛犬ファインは、トイプードルで、冬毛に生え換わりませんので、結構寒がりです。散歩に行く時は服を着せないといけないのだそうです!?

家の中ではどうでしょう。夏場タイルの床でべったりとなっている姿をご披露しましたが、今はこんな感じです。

薪ストーブの前を陣取り、火の守をしています。

健康塗壁ダイヤトーマス施工中

久々に現場のご報告です。

宇治市の現場で健康塗壁ダイヤトーマスを塗っています。

目地処理をしたボードの上に一発仕上げで施工します。職人さんのセンスで柄が決まってしまいますので、実際に現場で塗パターンを試しながら進めていきます。

この材料は、ペーストの状態で入荷しますので、色の調整と攪拌をするだけでそのまま塗れます。ほぼ中性なので手あれもなく、1~2mmの薄塗りで軽いので、女性でもぬれるほどです。

実際、当社でも左官屋さんに塗ってもらうこともありまあますが、必ずしもそうではありません。左官職人さんは、ピシッと塗ることを毎日しているので、ラフな仕上げをするのがどうも性に合わない感じなので・・・

写真の職人さんは本職はタイルやさんです。下地処理はクロス屋さんがして、塗りつけを手伝ってもらいました。普段タイル用の接着材の塗りつけをしますので、コテをうまく使って均等な厚さに塗りつけるのは左官屋さんバリです。あとは、センスに任せてパターン付します。

この材料、施工中でも全く臭いがありません。ドイツ製のエコバインダー(のり)を使っているのだそうですが、これでどんな下地にでもついてくれるのですから不思議です。また、主成分のケルザイムは食品や化粧品にも配合されるほど安全なものです。

健康塗り壁というだけのことはあります。

当社は、シラスの中霧島壁とダイヤトーマスを使い分けています。

中霧島壁は、施工が結構難しいので、左官職人の腕が必要です。塗厚が結構あるので、その分吸放湿性能は高く、テクスチュアもボリューム豊かです。デザイン的にきちっとした仕上げの時に使います。

今回はラフな仕上げをイメージしているので、ダイヤトーマスを選択しました。

完成写真はそのうちにアップしますのでお楽しみに。

左義長

昨日は地元の各地で左義長(「とんど」という)が行われました。

写真は近所の公民館前に組み立てたものです。いろんな形がありますが、なかなか立派なものです。

外張り断熱の力を温度で比較

このところ寒い日が続いています。そんな時に限って事務所でのとりまとめ作業があって、ほぼ一日中事務所で過ごすことになってしまいました。普通事務所だと暖かくていいのかとお思いでしょうが、私の事務所は実家の一部屋を改造して作ったものなので、いわば田舎の大きな一軒家の一角です。

田舎の大きな家というと、とにかく寒いのです。ここで暮らしている私の母は、普段過ごしているLDKに大きな石油ストーブを置いて、朝一番にスイッチを入れます。それに何よりコタツがありますから、寒い中でも暖を取って過ごすことができます。

ところが、事務所にはもちろんコタツもありませんし、20年ほど前に取り付けたエアコンがあるだけです。あまりの寒さに、足もとにパネルヒーターを置いて、そこに足をのせて仕事をしています。もちろんジャンパーを脱ぐことはできません。

一方、私が住んでいる自宅はというと、5年前にそよかぜの家仕様で建築しています。だいたい20℃くらいをめどに暖房をしているのですが、21℃の事務所とは比較にならない暖かさです。暖房器具は、温水式のラジエーターが2台、ダイニングとキッチン部のみ床暖房が入っています。エアコンは冬場は使ったことがありません。輻射暖房ですから音もなく快適です。


この快適さの違いを数字で検証してみました。

まずは事務所、昨日の午後2時ごろ、エアコンの設定温度は21℃、運転が停止している状態です。このとき、エアコンのリモコンの高さに温度計を置くと、確かに21℃になっているのですが、床に置くとなんと15℃しかありません。立ち上がった時の頭の高さ(1.8m付近)は25℃もありました。運転を始めて6時間以上たつのに、足もとと頭とでは10℃も温度差があったのです。

一方自宅で今朝はかってみると、床に置いた温度計は19.5℃吹抜けの天井近くにおくとさすがに21℃、私自身が一番寒いと感じる暖房を何もしていない寝室の床付近でさえ、なんと19.5℃。家中の温度差がわずかに1.5℃しかありません。

上が一番高かった吹抜けの天井近く、下が寝室の床です。


数字を見ればその性能の違いは明らかです。

防犯のための照明

年末にライトアップが各地で行われたのを受けて、癒しの照明についてコメントをしていました。キラキラと輝く電飾よりも、やわらかな電球色の光の方が日本の風景を美しく見せてくれるという考えが広まっています。色とりどりの電飾で飾られたライトアップもいいですが、嵐山の花燈篭のような落ち着きのある”あかり”が、日本の風景にはマッチするという考えが増えてきました。

先日ご紹介した景観配慮型の京都のコンビニも、外から見える照明を電球色を使用しています。

今日は別のとらえ方をご紹介します。

照明を青色にすると、犯罪が減るというものです。実際にJR西日本は、踏み切りの照明を青色にしているところがあり、飛び込み自殺の抑止につながったとしています。奈良県警も街灯を青色に変更することで犯罪が減らす効果があったとしています。

写真は宇治の天ケ瀬ダム。残念なことに自殺の名所でもあります。ここも昨年末に照明が取り替えられ、ごらんのように青色になったそうです。風景としては寒々しい感じなのですが、心理的には鎮静効果が高いのだそうです。

日本郵便の力

正月早々珍しいものが届きました。

これでもちゃんと届けてくれる日本郵便はすごい!!

それにしても、投函された方は気づいていないのか??今度お会いした時にお話しします。

そういえば、最近年賀状のあて名書きを手書きで書かれる方はほとんどなくなりました。私の所に届いたものを数えてみても、1割もありませんでした。かくいう私もパソコンで宛名刷りしていますが、刷り終わってから宛名を確かめて、一言コメントを添えるようにしています。この方はずいぶん急いでおられたのでしょう。

ところで、この年賀状、普段通信のない遠方の友人などとの連絡は楽しみなものですが、ドカンとまとめて届くのでなかなかゆっくり読めませんし、誰からのコメントだったのかごちゃごちゃになってしまいそうです。また、喪中の方に出してしまったりということもありがちです。そんなことを考えてか、年末に挨拶状が何通か届きました。キリスト教の国ではクリスマスカードなのでしょうが、それもなじまないので、一年間のお礼と来年もよろしくという挨拶状という感じです。ドカンとくる年賀状に比べれば印象に残ります。喪中も気にしなくて済みますし、これから増えるかも知れません。そもそも、三ヶ日くらいは家でゆっくりしてというスタイルが全くなくなり、元旦からバーゲンに出かけるような時代ですから、年賀状のあり方も変わらざるを得ないでしょう。

私自身は、プライベートの年賀状は年末ぎりぎりに投函しましたが、会社としては今回出せませんでした。年賀状に代えて、早々のうちにニュースレター出すつもりです。松の内が過ぎたころに、ゆっくり読んでもらいたいと考えています。

新年のごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。

昨年末に新しいページに移行し、新しい方にも見ていただけるようになり、ブログを書くのも力が入っていきました。今年はもっと面白おかしい内容を書いていくつもりですので、よろしくお願いいたします。

今日は、お正月気分で着物姿をアップしました。老け顔がより一層おっさん臭くなってしまいました。

私の実家のあたりでは、元旦にお寺と神社に年始のあいさつに行くのですが、去年から着物で行っています。(一張羅ですから毎年同じものですけど)着物を着て下駄を鳴らして歩いていると、何となく自分も日本男児だみたいな感じで、少し強くなったような気になります。けれども着なれない上に下駄では車も運転しにくいので、そそくさと着替えてしまいました。

氏神さんにお参りした後、家族で初詣に出かけました。

今年は、自宅の近くにある世界遺産、宇治上神社に行ってきました。

ここは、神社としては日本最古と言われ、本殿は平安時代に建立されたものだそうです。さすがに、元旦は大勢の参拝客で混雑していたので、建物をじっくり見る余裕もありませんでしたが、ひと通り見ても、それらしい古い建物は見当たりませんでした。

それもそのはず、写真の本殿は覆屋で、中に本殿が三つ並んでいるのだそうです。正月から調査不足でミスってしまいましたが、今度行った時にじっくり見てきます。

ともあれ、家族の健康と事業の発展を祈願して帰りました。

新年早々、ニュースではイスラエルの空爆やアメリカの崩壊が伝えられています。100年に一度どころではなく、人類が経験したことがないような激動の時代を迎えているのかもしれないと心配になりますが、何の不安もなく無邪気に遊んでいる子供たちを見ていると、「悩んでもしゃぁ~ないな」とも思えてきます。

自分自身と仲間を信じ、軸をぶらさず、頑張っていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

高断熱住宅に住み替えると医療費が減る!?

「安全な住環境に関する研究会」によると、08年、断熱性能の高い住宅に住み替えた101世帯343人を対象に、住み替え後の健康状態をヒアリングした結果、手足の冷えが解消する、せき、のどの痛み、喘息が改善するなど、体調の向上や病気発症の抑制が確認されたとのこと。

ただ、アレルギー性鼻炎などが住み替えを機に増加した症例もあり、もろ手をあげてということではなさそうです。やはりそこは「本物の健康住宅」でないといけません。

近畿地方の家の中の気温は日本中で一番寒いということを聞いたことがありますが、寒さをがまんすることで体調を崩すよりも、快適な空間で健康に暮らす方が、医療費が抑えられてお得ということです。

従来光熱費が安くなる分でイニシャルコストは取り返せますよというお話をしていましたが、医療費の分を計算すると、お得ということになりそうです。なにより、快適な毎日はお金で評価できませんけどね。

大阪京都兵庫新築提案創刊

地域密着の工務店・設計事務所を紹介する雑誌、「大阪・京都・兵庫新築提案」が創刊されます。

栄えある創刊号に当社も紹介いただくことになりました。

当社のほかにも、自然素材を使った手作りの家を手掛けておられるところがたくさん紹介されています。こうしてみると、杉などのムクのフローリングを使う工務店が増えてきたなと感じます。素材や職人の技術を大切にする家づくりが残っていくことを願います。

24日発売だそうです。500円。

ドバイその後

ドバイでは建築ラッシュという話をご紹介したことがありますが、ついこの間まで、世界中の設計事務所やゼネコンがドバイに進出して、世界初・世界一のオンパレードでした。

私もぜひ一度この目で見てみたいと思っていたのですが・・・えらいことになっているみたいですね。

先日の報道ステーションでドバイの実態が報道されましたが、それによると既にバブルは崩壊しているようです。日本でも、リーマン関連の資本が凍結されたために、工事途中で止まったままのビルがあちこちにあるらしいんですが、ドバイでもこれと同じことが始まっているようです。

ところで、ドバイでは高さ1kmというような計画もあったように、超高層ビルが乱立しています。これが工事途中で中断ということになれば、解体しないといけないですね。でも、いったいどうやって解体するんでしょう?今まで解体が行われた高層ビルと言っても、100mにも満たないものしかありませんから、何百mもあるとどうやって解体するのか見当もつきません。まして巨額の解体費用をだれが出すのかと考えると、そのまま放ったらかしになりそうな気がしてなりません。

世界の話の中でめちゃめちゃローカルな話ですが、かつて琵琶湖沿いに幽霊ビルがありました。(数年前に解体されたと記憶していますが)ドバイが幽霊ビルが立ち並ぶ、文字通りのゴーストタウンにならないことを祈ります。

景観配慮型コンビニ

京都に景観条例が導入され1年余りがたちましたが、街の必需品(?)となったコンビニにも変化が見られます。

ちょっと前に、祇園八坂神社前のローソンが看板を一新し、店内の照明も電球色に替え、景観配慮型店舗として生まれ変わりました。

ご覧のように、格子を付けて京都らしさを演出し、看板も定番のブルーを使用せず、ちょっと見たところローソンとわからないくらいです。ちょうど、昨晩忘年会が円山であったので前を通りましたが、店からこぼれる明かりが少し黄色っぽくなって、周りとなじんでいました。ただ、ちょっと照明が明るすぎるとは感じましたが・・・。

一方、最大手のセブンイレブンも、上賀茂に環境配慮型店第1号を出店しました。

こちらは、独立店舗ですが、照明にLEDを使用したりすることで、CO2排出量を従来よりも減らしたのだそうですが、デザイン的には屋根をこう配屋根にしたぐらいで、どこから見てもセブンイレブンですし、あまり京都らしいとは思えません。

京都ではマクドナルドもロゴマークの色を変えていたりしますが、行政の指導もあるでしょうが、企業の姿勢・センスが問われるところでしょう。それが売上と結びつくかどうかはわかりませんが、今更定番の看板を使用しなくても、店名は十分に浸透していると思うので、センスの良さを競ってほしいものです。

芝居を見てきました

昨晩大学時代の友達のすすめで、演劇を見てきました。

こういう”お芝居”というものを見たのは、はずかしながら初めてでした。その友人もチョイ役で出るというので、同級生3人で見たのですが、3人とも初体験でした。

皆さんプロの役者さんということで、素人目に見ても芝居の完成度は高かったように思います。というか、高校時代の文化祭や、子供の演劇くらいしか見たことがないもんで・・・。内容的には何とも難しい・・・、2時間はあっという間に過ぎ、一遍見直したいような気になりました。一度だけでは私には理解できなかったのですが、何か引き込まれるような魅力はありました。また機会があれば行ってみようと思います。

芝居の後は、久しぶりに同級生3人でゆっくりと飲みながら話をしました。40を過ぎ、みなそれぞれにいろいろなことを経験し、学生時代とはまた違う刺激があり、話は尽きることがありませんでした。とても楽しい一夜でした。

RSSサイト

友人がRSSリーダーのことをブログに書いていたので、私もさっそくアイフォンで使えるように設定をしました。

彼はその道のプロですから簡単にできるのでしょうが、私は結構手こずってしまいました。

なんやかんやトやっちるうちに、ブラウザーでも同じような機能ことができることを発見しました。

まず、そよかぜの家のトップページを開いて、インタネットエクスプローラの右上のフィードというボタンをクリックすると、

 下のような画面が現れます。

 

 

 

次に「このフィードを購入する」をクリックするとできあがり。「購入する」と書いてありますが、費用はかかりませんのでご安心ください。

こうしておけば、いちいちぺーじをのぞいて更新しているかどうかを確かめなくても、下の画面で確かめられます。

 

 

お気に入りボタン→フィードボタンを押すと、下のような表示になり、更新があるとタイトルの横に(1)のように表示されます。

そのタイトルをクリックすると、更新内容がテキストで確認できます。

 

 

 私は、友人お勧めのPDAで更新をチェックしますが、家のパソコンで見ている方は、これの方が使いやすいと思います。

おためしあれ。