川掘り
今日は年に2回の”川掘り”です。
川掘りとは、木津川市の実家のある町内で行われる、水路の清掃作業のことです。
田んぼがたくさん残っている地域で、農家の方が多いこともあり、昔から町内総出で農業用水路の清掃をしています。
高齢で参加できない方は不参賃(ふさんちん)を支払います。要するに町内総出というスタイルは昔のままです。
水路は巾1.5~4.0mもあり、清掃する総延長は700mくらいでしょうか、とにかく相当なボリュームです。今ではコンクリートで3面張されていますので楽ですが、それでも取り出す土砂の量は数トンになるでしょう。
これだけの仕事を、わずか2時間ほどでやってしまうのですから、数は力です。
ちなみに昨日、私は現場近くに集積してあったゴミを、30mほど離れた場所に設置した産廃コンテナまで運びましたが、およそ2t分を運ぶのに1時間半くらいかかりました。今日の人数がいたら、一瞬で終わったでしょうね。
そんなこんなで、昨日の午後から身体を使った作業を重ね、サボっているフィットネスの代わりには十分なったでしょうか。
泥あげをしながら、東北では毎日こんな作業を1日中やってるんだろうかと思うと、本当にお気の毒でなりません。
連休中は大勢のボランティアが集まりすぎて、仕事を割り振りすることができなかったような事態もあったようですが、これからもまだまだ人出は要るでしょう。なかなか現地まで行くことはできませんが、ここからできることはないのでしょうか?
先日現地からの要望として教えていただいたことは3つです。
1)被災地産の商品を買ってください。
2)東北に観光に来てお金を使ってください。
3)消費活動を自粛せず、経済を活性化してください。
1,3は今からでもできそうです。