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2009年

マッサージチェアマイスター?

今朝の新聞に面白い記事がありました。

マッサージチェアマイスターという人がいるそうです。

某マッサージチェアメーカーの社員の方なのですが、商品の開発のために、世界各国のマッサージを自ら体験しその感触を覚え、自社製品の開発につなげるのだそうだ。記事によると、このマイスターと呼ばれる方は2000時間以上もマッサージチェアにすわり、ローラーの回転が0.1秒変わっただけでもわかるのだそうです。

いろんな職人さんがいるのだなと感心させられました。

LED照明器具

これは、シャープから発売される住宅用のLEDダウンライトです。白熱電球60形とほぼ同等の明るさで、消費電力が約1/7、寿命が40倍なのだそうです。 しかも、5~100%の範囲で無段階の調光が可能で、色目も昼白色と電球色の2タイプあります。ただし、調光器は白熱電球用のものではなく専用のものが必要です。

問題は価格。34,650円(税込)だそうですが、う~ん・・・。ダウンライトってたくさん使いますからすごい値段になりそうですね。

白熱電球のものだとほとんどが1万円以下、安いものだと5千円もしませんから、5~7倍の価格ということになります。もうちょっとなんとかならないものでしょうか。


シックハウスについて対談

昨日はある出版社の企画で、シックハウスについての対談(?)に参加しました。

参加したのは、京都左官協同組合専務理事の平尾茂氏、くみこアレルギークリニックの向田久美子院長と私の3人で、それぞれの立場でシックハウスについて語るというものでした。

向田先生によると、シックハウスと総称される病気は、いまだにはっきりとした因果関係がわからないものだそうです。アレルギー症状というのはさまざまな要因が重なっておこるので、これはシックハウスという線引きもできないのでしょうね。

平尾氏は、昔ながらの風通しのよい家がよく、さらに土壁による有害物質の吸着・分解、吸放湿性能を熱く語ってくださいました。

私は、高気密がシックハウスを招いたかのような誤解を解いたうえで、計画換気、結露対策の重要性を語ったつもりですが、伝わったかどうか・・・

一時間余りがあっという間に過ぎてしまいました。

どういう記事になるのか楽しみです。

梅小路でイベント

昨日は梅小路の公園で京都青年中央会のCAPフェスタというイベントに参加していました。

京都青年中央会というのは、京都府下の各種団体の青年部などが集まって構成されている団体だそうですが、私は今回宅建協会からの出展をお手伝いしてきました。

あいにくの曇り空でしたが、結構な人出でした。宅建協会ではポップコーンとドリンクを販売しましたが、私の所属する第六支部はドリンク担当をしました。売れ行きの方はままですかね。

場内を見て回ると、漬物組合が京漬物、食肉組合が和牛ステーキを販売するほか、焼きそば・串カツ・ぎょうざなど、いろんな食材が売られていました。また、建設協同組合が木工教室、陶芸組合が焼き物教室、左官工業組合が塗り壁体験などを、次々と開催し、子供たちも大喜びでした。

写真は、京北商工会他が主催していた、北山杉を使った木製の迷路です。おもしろそうでしたが、子供ばっかりだったのでおじさんは入りにくくて体験できませんでした。

暖房をいつから入れるのか

このところ急に寒くなってきました。今朝の気温は10℃くらいでした。でも日中は23℃くらいまで上がるので結構あったかくなります。着る物にも困ってしまいますよね。

24時間冷暖房を基本とするそよかぜの家では、いつから暖房をスタートしようかと迷う時期でもあります。別に、いったん暖房をスタートすると、春まで切ってはいけないというわけではないので、そんなたいそうなことではないのですが、ちょっと悩んでしまうのです。

今朝の室内の気温は20℃くらいでした。それでも妻や子供たちは寒いと言っていましたが、暖房するほどではありません。ちなみに昨夜は23℃くらいありましたが、やはり妻は寒いと言っていました。私は、仕事をしている事務所が夜になると18℃くらいまで下がっていましたし、屋外は15℃くらいでしたから、家の中は当然温かく感じるのですが。

つまり、寒さの感じ方は十人十色で、みんなが同様に快適に感じることは難しいのです。

本題に戻りますが、暖房をいつからスタートするかですが、多くの暖房はタイマーでコントロールできますので、とりあえず、早朝だけそろそろつけ始めるのがよさそうです。まだそれほど寒くありませんので、起きてくる30分ほど前に、朝一番に使うキッチンやダイニングの床暖房をゆる~く入れておけば、朝から寒いと感じることはないでしょう。そして、早々に切ってしまえば昼間に暑いということもないでしょう。

床暖房を入れると、足の裏があったかいことに加え、床から発せられる輻射熱で、体全体が温まります。布団の中の温度は30℃以上ありますから、20℃でも一瞬寒く感じるのは仕方ないのですが、お日さまの光を浴びると暖かいのと同じ感覚です。

ついこの間まで、暑いと言って冷房を入れていたので、体の感覚を冬に向けて馴らしていくことが必要です。


住宅取得時の贈与税控除枠がなんと2000万円になるかもしれない!?

住宅を取得する際に親から資金援助をもらうというのはよくある話です。

通常年間110万円までは贈与税がかからないのですが、住宅取得時にはこれ+500万円を非課税とする特例が現在運用中です。つまり、610万円までは贈与税をはらわなくてよいということです。

新聞によると、この500万円を2000万円まで増額するよう前原大臣が指示をしたというのです。来年家を建てる人はチャンスかもしれません。

ただし、実現するのだろうか!?

1000円マック

マクドナルドがドライブスルーのメニューで、3人分で1000円というのをはじめるそうです。

マックファンの私としては見逃せません。

セットには2種類あり、ひとつは、ビッグマック、ハンバーガー、てりやきマックバーガー、マックフライポテトMサイズ×2、チキンマックナゲット、ドリンクSサイズ×3。もうひとつは、クォーターパウンダー・チーズ、チーズバーガー、てりやきマックバーガー、マックフライポテトMサイズ×2、チキンマックナゲット、ドリンクSサイズ×3。

高速1000円で増えるドライブスルー客を狙ったものだそうだ。

コーヒー無料に続いて、攻めの戦略を続けるマクドナルド。いったいどこまで行くのか?!

450円の日記

昨日は朝から京都市内で打合せがありました。

朝の通勤時間帯ですので混雑が予想されます。しかし、いわゆる第二京阪道路ができてからは、市内行きの渋滞はだいぶ緩和されています。

昨日もほとんど混雑なく順調に進んでいたのですが、横大路付近でやや混雑し始めました。遅れては困るので、高速に乗ってみることにしました。すると、高速道路上はご覧の通り。

他の車はほとんどなく、あっという間に終点でした。

高速を降りてみると、下の道もそれほどの渋滞はありませんでしたので、時間にして5分くらい節約できたかなという感じです。

これでなんと450円。

その後も渋滞なく走れたので、予定時間の20分前についてしまいました。

結局450円はまったくのムダということになってしまいました。

せっかくなのでせめて話のネタにしてみました。ということで450円の日記でした。

LED電球いろいろ

鳩山内閣がCO2の25%削減をうたったことを受け、世間では一段と省エネ志向になっています。

そんな中、電球型のLEDが売れ行きを伸ばしています。

ご覧のように、国内メーカー各社はそれぞれに開発をしています。デザインや性能・価格もそれぞれで、激しい競争が行われているようです。

私自身、実はLED電球をためしに購入しました。

ところが、ご覧の電球はすべて、いわゆるシリカ電球のサイズ(E26)で、現在照明器具に多用されているクリプトン球などの小型(E17)のものではありません。ですからあまり使うところがないのです。

我が家では、E26サイズのものはすでに蛍光ランプがついているのでなかなか交換とはなりません。それで、買ったものの実際には使っていないわけです。

では、小型のLED電球(E17)はないのかといいますと、ないことはないのですが、まだまだ性能が良くないみたいです。具体的には光量(明るさ)が足りません。

LEDは指向性が強い光源なので、それを電球のように全体に行き渡らせるにはさまざまな工夫がいるようです。また、光量を確保するために、小さなLEDをいくつもまとめて一つの電球にしていますから、どうしても大きく・重くなってしまいます。

実用化が進むためにはもう少し時間がかかりそうです。

ミシュランガイド京都・大阪2010

先日ミシュランガイド京都・大阪2010というのが発行されました。ちょっと前に東京版が発行されて話題になりましたが、それの京都・大阪編です。

3つ星となると、さすがに京都では聞いたことのある名前がズラリと並びます。残念ながら行ったことはありませんが。

2つ星の中の魚三楼さんは唯一行ったことがあります。確かに建物や庭も素晴らしいところでした。料理については私はコメントするようなこともないでしょうが。

ところで、ミシュランといえばタイヤです。ご存知の方も多いかと思いますが、このミシュランガイドはタイヤメーカーのミシュランが、ドライバーのためのガイドブックとして作成したのがはじまりなのだそうです。それがいつの間にか、ステータスシンボルになってしまったのですね。

写真は発表記者会見のもの。タイヤの体のミシュラン君も一緒に写っています。

雨漏りはなかった

昨日の台風の続報です。

昨年来、増築現場での雨漏りについて完了報告ができないままでしたが、今度の大雨で盛らないことを確認してから最後の仕舞をしましょうということになっていました。

昨日の午後、確認に伺うと大丈夫でした。ということで、やっと完了ということになります。長い間ご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。

一方、実は、近所のお寺の庫裏でも雨漏りの周囲依頼を受け、先月屋根瓦の修理をしました。

ここは、20年以上前に古い庫裏を増築した際に、かなり難しい形で納めてある上、10年ほど前に古い方の部分の屋根を葺き替えてありました。新旧の取り合いは大きな谷をつくって納めていますが、そこに古い建物の下り棟が下りてきて、それが新しい建物のケラバに突き当たります。読むだけでも複雑さがお分かりかと思いますが、なんせ筆舌に尽くせない(?!)複雑な納まりなのです。

まずは、谷に穴などがないかを確認しました。相当ゴミがたまっていたので掃除をしましたが、穴は開いていないようです。

ということは、ブラックボックスのような下り棟とケラバの取り合いを見なければなりません。さっそく屋根屋さんに来てもらい、瓦をめくってみました。すると、ちょうど隅とケラバの交差する部分の土が水に洗われたような形跡がありました。瓦の上からはまたくみえない部分です。風が巻いたときに入ってきたのでしょう。そこで、日を改めてこの部分に水切りを入れ、しっくいで固めて瓦を据えてもらいました。これで当分の間はもつでしょうが、十数年もすればまた漏るかもしれません。

とりあえず、こちらも今度の大雨を待って、そのあと天井板の張り替えなどをすることにしましていました。

昨日の午後訪ねてみると、こちらも大丈夫でした。

ついでにもう一つ。こちらは雨漏りはしていませんが、昨年春に引き渡したお宅が少し心配でした。

琵琶湖のほとりに建つ家で、普段でも10mくらいの風が吹くことがありますから、相当な強風が吹いたのではないかと危惧していました。しかも、こちらお宅は、建築家を目指す息子さんが出してこられた概略デザインをもとに設計しており、軒とケラバを大きく出しています。しかも屋根の厚みを薄く抑えるためにいろいろと苦労をしたところです。雪も降る所なので、強度には十分配慮したのですが、風の力は想定を超えることがあります。

こちらはお電話で確認したところ、問題なかったとのこと。

すべてのお客様に一人一人たずねることはできませんが、皆さんのおうちは大丈夫でしたか?

雨漏りや修理のご相談もお受けしていますので、お気軽にお電話ください。

台風一過・・・

台風18号は予定より少し早めにそして南寄りのルートを進みました。

近隣には大きな被害はなかったようでホッとしていますが、直撃を受けたところでは大きな被害が出ているようです。

ところで今朝の我が家では、警報が出ている?いない?ですったもんだしていました。皆さんのところは大丈夫でしたか?

長男が通う学校は、「京都市・亀岡」地域に警報が出ていたら休み。次男が通う地元の小学校は、”このエリア”に警報(ただし、大雨警報だけの場合は登校)ということでした。

長男はさして迷うこともなく、休みとなりましたが、次男が厄介でした。

まず、私の住む宇治市は、天気予報でいえば京都府南部です。警報や注意報も今までは”京都府南部”として発令されていました。けれども、近頃それをさらに細かく分けて、先程の「京都市・亀岡」や「山城中部」「山城南部」などの単位で発令されます。

そこで悩みの種が、宇治はどこに入るのかでした。

土木事務所や保健所は、「山城北」と「山城南」があり、宇治を管轄する山城北保健所は宇治市にありますが、山城北土木事務所はずいぶん南の京田辺にあります。じゃあ「山城中部」ってどこなんや!!と頭を悩ませてしまいます。

それに、「山城南部」と「山城中部」があるのだから「山城北部」というところもあるはずだ。(と思うよね)

そうこう悩んでいるうちに、「山城中部」の暴風警報が解除され、大雨警報だけが発令された状態となりました。

結局、宇治は「山城中部」に含まれ、次男は登校することになりました。

警報発令の区域割りに「山城北部」というのはありませんでした。(ほんなら中部じゃなくて北部にしといたらええのに!!)

ややこし~~

それにしても、大雨警報だけやったら登校しなさいって、それもどうなの??

あまりにもちょこちょこ警報が出るから、イソップ状態になってるんじゃないだろうか???

床座のススメ

日本人のライフスタイルの変化は結構激しいのでしょうか。

私たちの子供のころの家では、サザエさんやちびまるこちゃんのように、畳の居間がだんらんの中心でありました。それが、椅子座となって、ダイニングテーブルで食事をとって、リビングのソファーでくつろぐというのがスタンダードになっていました。核家族で親子4人くらいならば、このようなレイアウトは簡単なのですが、両親の同居や子だくさんの家族だとソファーやダイニングテーブルには座りきれないということが起こります。逆に人数分のソファーを置こうと思うと、とんでもなく広いスペースが必要になります。

以前にも書きましたが、現在の家づくりで大きなポイントとなるのは、小さくつくって大きく使うということです。高気密高断熱化によって性能が向上し、全館空調がスタンダードとなった今、家の容積を大きくすることはすなわち空調費をあげることになり、必要最小限の空間にしておくのが賢い選択といえます。また、高性能な家であれば、廊下としていたスペースを部屋に取り込むことができるので、従来の間取りに比べて10~20%も小さくて済みますから、住宅の小型化は加速されるのです。

一方、床座で育った私たちの世代は、ソファーの上で横になったり、椅子の上にあぐらをかいたり、結局椅子座には慣れていないという実情があります。

そんな中、再び”床座”が流行しています。しかも、畳ではなく板張りの床です。

無垢の床材などは肌触りも良く、じかに座ることに抵抗がないのです。焼鳥屋さんの小上がりなどはたいがい板間の掘りごたつになっていますが、そんな感じで掘りごたつにすることもあります。しかし、人数の変化に対するフレキシブルさを考えると、掘りごたつは進められません。板間にローテーブル、地べたに座りにくいお年寄りには、ちょこっと高さのある座椅子を用意するとよいでしょう。最近の気の効いた料理屋さんには置いているやつです。

そういえば、先日友人と大阪の中心部の居酒屋で飲む機会がありましたが、そこでは板間の床座に高さ20cmくらいの座椅子が置いてありました。

数年前から、ドアに代わって引き戸が復権してきたように、日本ならではのライフスタイルの素晴らしい点が、また一つ地位を確保してきているようです。


台風にご注意

久しぶりに台風が上陸する見込みです。しかも予想進路をみると直撃するかもしれません。ちょっと心配です。

台風の備えてしておかないといけないことは何でしょう。昔だったら窓に板を打ち付けたりしたものですが、今はそういう光景を見ることはありません。それでも、風で飛んでしまいそうなものがないか、家の周りを確認しておきましょう。

我が家では家の裏に薪が置いてあり、ブルーシートが掛けてありますので、これをなんとかしないといけません。また、植木鉢なども風で倒されてしまうかもしれませんので片付けておきます。

明日の午前中が最接近となるようですので、できるだけ外出は避けた方がよさそうです。

低地にお住まいの方は念のため早めの非難をしておきましょう。

それから、近所のお年寄りには声を掛けてあげましょう。

ほぼ中秋の名月

今晩見えたお月さま。昨日が中秋(旧暦の8月15日)ですから今日はほぼ中秋の名月です。

これは自宅のベランダからiphoneで撮影したもの。iphoneのカメラは結構きれいに撮れるのですが、夜はダメですね。

7時半ごろ、よく晴れてくっきり見えていたんですが、写真では残念ながらぼんやりしています。まっ、一応アップしておきます。

木の携帯電話ができるかも

NTTドコモが、携帯電話の素材に「木(ヒノキ)」を使った試作機「TOUCH WOOD」を発表した。間伐材を活用し、「環境にもやさしい」のが特長で、「木」のケータイは世界でも例をみない。じつは日本の森林の現状は過密状態で、間伐を積極的に行っていく必要がある。

間伐材の活用はいろんなところで行われているが、ここまで来たかというかんじです。

これが100万台売れたとしても、木材は何立米になるんだろうと考えるとばかばかしくなってしまいます。けれども、木を圧縮成型する技術が確立すれば、今までプラスチックでできていたものに取って代わる可能性もありますから侮れません。最近木を使ったボールペンなどもあり、私も愛用していますが、今回の技術ではもっと高い精度を要求される製品の部品とても使えることになりそうです。

市販されるのはいつなのかわかりませんが、注目しておきたい商品です。

管理建築士講習

昨日は管理建築士講習を受けてきました。

管理建築士というのは、建築士事務所を総括する建築士のことで、大勢の建築士を抱える設計事務所においては、案件ごとにそれに応じた技量を判断して建築士を配置したり、事務所全体の技術的な面を統括する役割を担う仕事です。これが、私のようにたった一人の建築士で運営する事務所は、その一人が管理建築士ということになります。

講習の内容は、先日受けた建築士の定期講習と重複する部分も多かったのですが、事務所の経営やリスク管理といった部分もありました。

いろんな講習を受けて思うことは、例の耐震偽装の影響を受け、いかに不正が起こりにくいしシステムにするかということが重視され制度が改正されているという点です。

設計・監理・施工が三者独立して(利害関係のない状態で)それぞれが誠実に仕事をすれば、不正は発覚するという考えなのですが、大きな物件を扱う設計事務所やゼネコンなら話はわかりますが、私のような地域密着型の営業スタイルの会社は、これらの制度に当てはめるとものすごく違和感があります。

家を建てる時、お客様は何を基準に業者を選択するでしょう?

ホームページやモデルハウス見学、施工事例などの実績、経営者の考え方、会社の財務状態などなど、さまざまな情報を分析して決めることになるのでしょうが、実際のところ本当にそれらのことを理解することはなかなか難しいものです。

そこで、大きい会社・老舗だから間違いないだろるとか、値引きをたくさんしてくれたからという理由で決めてしまったりするものです。しかし、大手のメーカーでも破たんに追い込まれることは今やしょっちゅうですし、老舗とて同様です。安さを売りにしているところに至っては・・・・。

一方、私のようなスタイルで営業をしていると、お客様から依頼をいただくには、私という人間を知ってもらい信頼してもらうしかないのです。この人になら任せても大丈夫そうだと思ってもらわない限り、受注はないのです。

私にとって最大の強みは、自分ですべてをすることです。もちろん多くの業力業者さんの力を借りるのですが、先に述べた設計・監理・施工管理のみならず、営業・事務・経理、さらには宅建業として土地探し・売買まで、すべてするということです。つまり、家づくりに関することから住み方暮らし方、その後のメンテナンスも含めトータルでサポートしているという点です。しかもその情報はすべて一元管理できているのです。

話は長くなりますが、戦前の日本社会において、ハウスメーカーもパワービルダーも建売住宅もありませんでした。家を建てるといえば、町の棟梁に相談して、棟梁が町の職人を束ねて家づくりにあたってきました。そうして建った家は、100年以上も大切に使われていました。そう、さっき言ったような大きな会社や老舗もなければ安売りするものもおらず、ただ、地域の職人さんたちが自分の仕事を誇り高く継承してきたわけです。

戦後の混乱期、圧倒的に住宅が不足していた時代に、ハウスメーカーや建売が登場し台頭していく過程で、地域の職人たちが疲弊して行きました。いまやよい腕を持った職人でさえ仕事に事欠くような時代になりました。

しかし、何百年というスパンでみると、この50年ほどの間が、異常だったので、元の姿に戻るのではないかとも考えられます。つまり、地域の棟梁と職人による家づくりが必要となるのではないかと私は考えているのです。

私のビジネススタイルは、”現代の棟梁”です。昔は大工の棟梁が家づくりを統括していましたが、今では分業化が進み、技術の発展も目覚ましく、一職方となった大工さんにそれを求めることはできません。それに代わって、様々な職種・施工方法・材料などに精通し、お客様の多様なニーズを理解し、それを地域の職人の技量にあてはめていくという働きをしようとしているのです。このスタイルは、京都府から「知恵の経営」として認証を受けています。建設業でこういった認証を受けている例は他にはありません。

ところが、一連の法改正は私のようなビジネススタイルをまるっきり否定してしまいます。

たとえば、私は家を建てるというごとをしているのですが、そのために、宅地建物取引業、建築士事務所、建設業という3つの”業”を営むことになります。ところが、そのそれぞれの”業”について、専任の取引主任者、専任の管理建築士、主任技術者の常駐が求められます。つまり、厳格に法律を適用すれば、一人では一業種しか営めないということになってしまうのです。

お医者さんでいえば、田舎の開業医は昔からどんな病気でも見てくれるか”かりつけ医”でした。それが、大病院のように、内科・外科・レントゲン科・消化器科などと細かくわかれて専門医・技師を置かないといけませんというっているようなものです。

制度の趣旨はわかるのですが、現実の地域社会をみて、また昔から続いてきた日本ならではのコミュニティーという視点でも考え直してほしいものです。

政権交代で何かが変わるのでしょうか??

模型で棟上げ

模型作りが最近多くなってきました。特に家を初めて建てるという方にとっては、吹抜け空間や動線のイメージがわかりにくいので、プラン検討の早い段階でもつくることがあります。

今回はプレゼン用です。相変わらず細かいことは気にしない男らしい作り方ですが、寸法はまあまあ忠実に再現しています。

30坪程度の建物ですから割と早くできました。実際の家はこう簡単にはいきません。

模型で見ると、窓の位置や全体のデザインなどが一目瞭然です。3Dの画像で見るよりも確かです。


石川遼くんで大フィーバー

今週は尖山のすぐ近くにある城陽カントリーでパナソニックオープンが行われています。

いまや大人気となっている石川遼君はホストプロとして参加しています。

開催が決定したころから何かと話題になっていたのですが、いよいよ本番ということで地元は厳戒態勢??になっています。

早朝から何台ものシャトルバスが駐車場と会場を往復し、多くのガードマンが立っています。平日ということで道路の渋滞などにはならなかったみたいですが、土日はどうなる事か心配です。

ちなみに、うちの妻もチケットを入手したらしく、お友達と一緒に見に行ってきたようです。

ギャラリーの数は7000人(主催者発表)だったそうですが、それでも大変な人ごみだったみたいです。

けれども、何度も遼君・一緒に回っていた丸ちゃん(丸山茂樹プロ)を間近で見ることができたそうで、たいそう興奮していました。

残念ながら、遼くんの成績は今一つで、頑張らないと予選落ちしてしまいそうです。今日以降の巻き返しに期待しましょう。

連休も終わり

シルバーウィークも終わりました。

お彼岸のお墓参りに行ったのと、スパバレイ枚方南に行ったくらいで、家族それぞれ結構忙しい毎日でした。

前半はほぼフルに仕事でしたが、後半は少しゆっくりした時間があったので、庭の芝刈り・本の整理・ストーブの掃除などもこなし、なかなか充実していましたし、よい気分転換になった連休でした。

振り返ればもう9月もあとわずか。あっという間に年末になりそうです。

薪ストーブの煙突掃除

年に一度の煙突掃除をしました。

昨シーズンは、広葉樹の薪だけでなく、現場ででる杉やヒノキの端材をずいぶん燃やしましたので、煤が多いかと心配していましたが、どうだったのでしょうか?せっかくなので、煙突掃除の方法を順を追ってご説明しましょう。

<事前準備>

手袋、テープ、古新聞、ビニール袋、プラスドライバー

手袋、テープ、古新聞、ビニール袋、プラスドライバー

ご覧の材料ともちろん煙突掃除用のブラシとロッドを用意します。

<煙突の取外し>

ストーブ本体と煙突を固定しているビスをはずします

ストーブ本体と煙突を固定しているビスをはずします


二重煙突とのソケット部分のバンドをはずし

二重煙突とのソケット部分のバンドをはずし


左に回すと外れます(熱伸縮部分をちぢめます)

左に回すと外れます(熱伸縮部分をちぢめます)


煙突を取り外した状態

煙突を取り外した状態

 書き忘れましたが、用意した古新聞は足元に敷いています。

<掃除開始>

はずした煙突はそのまま屋外に置いておいて、先に屋内から行います。

ブラシにロッドを取り付けて煙突に突っ込みます

ブラシにロッドを取り付けて煙突に突っ込みます

このときちょっと煤が落ちてしまいました。ビニール袋でおおってからやる方がよさそうです。

煙突口全体にビニール袋をかぶせます

煙突口全体にビニール袋をかぶせます

ロッドは当然動かせるようにしてあります。いつもはちいさな穴をおあけるのですが、今回は袋の口をテープでふさいでみました。(結果はさっき書いたとおり、いつものやり方の方がよさそうです)

ロッドを押し上げて順次つぎたしていきます

ロッドを押し上げて順次つぎたしていきます

うちの煙突の場合、90cmのロッドを全部で7本つなぎます。たいがいの家はこれで足ります。

てっぺんまでゴツンと当たったら、今度は逆に1本ずつはずしながら引っ張り出していきます。

袋の下の方にたまっているのが煤です。これをそーっとはずせば中は終わり。

取り外した煙突

取り外した煙突

はずしておいた煙突の先に袋をかぶせ、先程の要領でブラシを突っ込んでまた引き抜きます。

最後に煙突を立てて中の煤を袋の中に落として完了。

<ストーブの掃除>

ストーブに煙突がとりついていたところ

ストーブに煙突がとりついていたところ

先程煙突をはずした部分です。覗いてみると煤が落ちてたまっています。ここを掃除機で吸い取ります。

ストーブ製造のときにはみ出した耐火セメントがポロポロと落ちていることがありますが、これもとっておきます。(性能には影響ありません)

掃除機は家にあるものでも大丈夫ですが、私は現場用の掃除機でやります。

<組立>

あとは、はずしたものを元に戻して完了です。

今日とれた煤はこれくらい。どんぶりいっぱいくらいでしょうか?去年はマグカップくらいでしたので、2倍くらいありました。

とれた煤

とれた煤


針葉樹は煤が多いといいますが、結果としてはその通りでした。ただ、年に1回の掃除をするのならそれほど問題にはならないくらいではないでしょうか。

しかし先日、彦根市のお客様が煙突掃除をされたところ、どんぶり3杯分くらいとれたとおっしゃっていました。ここでも建築廃材を毎日燃やしておられたそうです。使われた薪の量がうちの3倍(3t)ほどですから、ちょうど計算通りという感じです。

薪ストーブを快適に安全に使うためには、きっちりとした煙突設計は言うまでもありませんが、普段のお掃除が重要です。

煤がたまったまま放置すると、煙道が細くなるばかりでなく、煤が煙突の中で発火していわゆる煙道火災を起こしてしまう危険があります。自分ではできないという方は、煙突掃除屋さんに頼んででも必ず毎年しておきましょう。

本の整理

今日は本の整理をしました。

毎日の仕事の中だけでは、なかなか新しい情報が入ってきませんので、さまざまのソースから情報収集をしています。本もその一つです。建築関係のものばかりでなく、いわゆるビジネス書も多いですが、話題の本なども読むようにしています。

アマゾンや楽天で月に何度かまとめて本や雑誌を買いますので、放っておくと大変な量になってしまいます。私は、情報を流しこんでいくような読み方をするので、一度読んだ本をもう一度読み直したりということはあまりありません。それどころか、ほとんどがナナメ読みで、特に専門書については必要ないと思うところはすっ飛ばしてしまいます。自分がほしいと思っていた情報に関しては、しっかりと記憶に残り、頭の中で整理され、使える知識となっていくわけです。(ホンマかいな?)

書棚がいっぱいにして勉強した気分に浸るのもいいんですが、次の本が置けなくなるので、もう読まないだろうと思う大部分の本を処分します。最近では、アマゾンやブックオフなどに持ち込めば結構いい値段で買ってくれるので助かります。

今日は高く売れそうな本だけをアマゾンで出品して、二束三文になりそうなものはブックオフに持っていくことにしました。

ご覧の写真は高く売れそうな方です。ちょっともったいないような本もありますが、結構大処分です。買った金額にすると5万円分くらいあります。これと同じくらいの量をブックオフに持ち込みます。おかげで本棚はずいぶんすっきりしました。

ウンチまみれのファイン

今日は朝から大変なことが起こりました。

たまたま妻が昨夜から実家に泊まっていたので、今朝は私が子供と犬の世話をしなくてはいけませんでした。

文化祭があるので投稿する長男を6時15分に送り出し、ファインを庭に放して身支度をしているときに事件は起こりました。

庭から戻ってきたファインの体からコロンと何かが落ちました。よく見るとなんとウンチではありませんか!!

さらにもう一個ポロリ・・・。コラコラとファインを捕まえてみると、背中にウンチがべっとりこびりついていました。 あんたいったい何をしてきたん??

すぐさま次男をたたき起して手伝わせながら、ウンチをふき取り、お風呂へ直行です。そのあとドライヤーもそこそこに、今度は庭の方を確認しに行きました。すると、芝生の一角に柔らかウンチが残っていました。おそらくこれの上に寝っ転がってすりつけたのでしょう。この残骸を水できれいに洗い流しました。

この前から臭い臭いと言われながらも、今週にトリミングがあるからと洗ってもらえなかったファインが実力行使に出たのでしょうか?洗ってすっきりしたせいか今はとても上機嫌です。

シルバーウィーク突入

シルバーウィークとはだれが言い出したのか知りませんが、うまくつけたものですね。

ちょうど敬老の日も入っていますからまさに”シルバー”です。しかもこの時期5連休というのはうれしいもんですね。毎年あればいいのにと思いますが、そううまくはいかないようです。

毎年ゴールデンウィークがそうなんですが、普段の土日は打ち合わせなどが入ることが多いのですが、大型連休になると、お客様も何かとイベントをされる方も多く、かえってヒマだということになります。シルバーウィークは今回が初めてですが、若干そういう兆候がみられるように思います。ということはかなりの景気浮揚効果があるかもしれません。

世間はさておき我が家はというと、長男の通う中学校では、インフルエンザの蔓延する中、昨日から3日間文化祭が行われているそうです。野球部に入っているので、明日の午後は公欠扱いで試合に行くそうです。勝ち続ければ毎日試合があるみたいなので、都合をつけて見に行こうと思っています。次男はかわそうにお受験モードです。そんなことで、小川家ではなんら特別な出費の予定はありません。