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健康・自然・家づくり「そよかぜの家ダイアリー」

古くなった食器洗い乾燥機は注意が必要です

10年以上使っている食器洗い乾燥機が原因で火災が起こっているそうです。

20年から25年の6年間で53件も火災が発生しているというから、無視できない数です。

<日経新聞の記事>

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO75903770Q4A820C1000000/


記事にもある通り、2009年4月以降は、特定保守製品に指定されているので、購入時にメーカーに登録しており、適正なアフターサービスを受けることができますが、それ以前に付けている方は、自分で点検しないといけません。

冷蔵庫や電子レンジなど、多くの電化製品を10年くらいで買い換えることを考えれば、食洗機の取替も頭に入れておかないといけません。

からくり賽銭箱

何度か修理をしていたお地蔵さんの賽銭箱が、とうとう箱ごと盗まれてしまいました。

まず鍵を壊され修理、次に箱を壊されまた修理、最後は箱ごとです。

どうにかして盗まれないものをつくってくれとのご相談でしたが、どうしたものか。

金庫メーカーなどにも相談しましたが、なにせ小さなものなので、盗難対策といっても大したことはできません。それにお金もあまりかけられないし・・・

知り合いのステンレス加工屋さんや鉄工所さんにご協力いただき、なんとかできました。

はたして、ドロボウさんは開けられるだろうか・・・・


木材利用ポイント申請の期限が延期

木材利用ポイントの発行申請の期限が延期になりました。

平成27年5月31日

が延長された期限です。

(ただし、発行額が予算に達した時点で終了)

木材利用ポイントは、建物が完成してからの申請なので、当初の期限(1月末)だと、いま既に工事をしているお客様でないと無理でしたが、これから建てようという方も間に合います。

木材利用ポイントを利用すると、木造住宅を新築する際に、最高60万円分のポイントがもらえます。

https://mokuzai-points.jp/index.html

使用する材料に制約がありますが、杉・桧などの国産材も対象になるので、そよかぜの家の推奨する仕様で建てれば、満額近く活用することができます。

こちらのお宅は構造材で30万、内装で22万ポイントをゲット!

獲得したポイントは、造作家具工事などの費用に充てました。

お盆休みを利用して・・・

お盆の間現場がお休みになるので、その間を利用して、新しいツールを導入しました。

いまさらかもしれませんが、タブレットを導入。

見慣れない、いかつい姿をしていますが、中身はipadmini。

iphoneとおそろいの防護カバーをつけました。

防塵防水はもちろん、1.2mからの落下にも耐えるという強靭なカバーで、現場に持ち歩くためには心強いシロモノ。

さて、何に使うのかというと・・・

このところモバイルからの通信環境もよくなったので、思い切って電子データの大半をクラウドに置くことにしました。

パソコン等で編集した内容はすぐさまクラウドデータと同期されるので、打合せに伺った先や現場でも、携帯端末を使えばいつでもどこでも、事務所にいるのと同様に必要な資料にアクセスすることができます。

設備の図面のなどは枚数が多く、打合せによって何度も更新されるので、ついつい最新図面は持ってないわなんてことになりがちだったのですが、これで一気に解決!たくさんの図面を持ち歩く必要もなくなりました。

お客様との打ち合わせの際にも、こんなイメージですよと写真で確認できます。

車での移動がほとんどの私にとっては、充電もさほど心配ないので、ものすごく便利になりました。

施工事例を更新しました

施工事例を更新しました!!

年度末に竣工した現場をご紹介しています。

見どころは・・・

宇治市の重要文化的景観保存事業として工事をさせていただいた、中村藤吉本店様の写真も載せています。

(完成時のものなので、什器備品ができておらず殺風景ですが)

羽アリ

羽ありが飛んでくる季節です。

一面真っ黒になるくらいに集まってきますが、これはクロアリの羽アリです。

シロアリは胴体が長く、4枚の羽根がほぼ同じ大きさなのが特徴ですが、こいつは頭・胴・腹(というのか?)の3つにはっきりと分かれていて、羽も大小のペアです。ひとまず安心。


一般的にシロアリが飛ぶのは5~6月頃、梅雨明け以後に飛ぶのはクロアリなんですが、この頃の気候は良くわからないんで何が起こるかわかりません。


耐震改修の補助金を利用

先日もご紹介しましたが、今回のリフォームでは京都府の補助金を利用しています。

こんなのぼりを貸してくれました。90万円ももらうので、啓発活動にも協力しております。

つばめ

数年ぶりにツバメがやってきました。

6羽のひなが元気に育っています。

ただ今尖山ショールームにてご覧いただけます。

ウッドデッキ完成

桧のウッドデッキが完成。

京都周辺でとれる桧は赤味が多く節も美しいのが特徴。もともと桧はムシに強い木なので、風通しの良い状態であれば、保護塗装などをしなくてもそこそこ長持ちします。昔のお家の濡れ縁などがそのよい例です。

今回は、新築時に施工された桧のデッキが10年程で傷んでしまったとのことで、修理の依頼を受けました。桧なのに10年程で傷んでしまったのです。

写真左手に花壇スペースがあり、新築当初は植栽がしてあったそうですが、この植鉢部分がデッキとほぼ同じ高さまで盛られ、水やりのたびにぬれて湿気ていたことと、通気がほとんどとれていなかったことが原因と考えられます。

新設するにあたり、花壇はすでに土が減らしてあったので、土留めブロックを一部取壊し、換気口としました。さらに、花壇ブロックの上に土台を敷いてあったものを、少し内側に離して、左手全面から通気できるようにしました。また、デッキの隙間も以前は8mm程だったのを15mmくらいにしました。

これで大丈夫かと。

見た目も木肌の美しさがあるので、塗装せずに経年変化を楽しんでもらいます。


耐震改修

昭和56年以前に建てられた建物を耐震診断すると、びっくりするような数字が出ます。

こちらのお宅も、「0.20」という評価です。

評価点が1.0以上あれば、「一応倒壊しない」、1.5以上で「倒壊しない」という風に表現されます。0.7~1.0は「倒壊する可能性がある」という表現になります。

耐震診断のプログラムは年々改良を重ね、効率的な耐震補強計画を策定することができるようになってきました。施工範囲をできるだけ小さくしながら、最大限の効果が発揮できるように、コンピューターでシミュレーションを繰り返して改修プランを作成します。

今回は、意匠上瓦を採用したいとのご意向もあり、評価点を1.0まで引き上げることにこだわらず、バランスよく補強をして、0.7を確保しました。

京都府下であれば、昭和56年以前の建物が耐震補強を行う際に、最高90万円の補助金をもらうことができます。昭和56年というと、築32年です。本格的な耐震改修には相当なお金がかかることから、建替える方が得との考えもあり、なかなか活用が進んでいません。そこで、暫定的に評価点1.0に達しなくても0.7以上であれば補助を受けられるようになっています。

今まで住んできた家のイメージを残しながら、家族構成の変化に応じてリフォームしたいというご相談から始まったプロジェクトでしたので、補助金はタナボタな感じです。



そよかぜの家の共同住宅

3月に完成した、そよかぜの家の共同住宅。

木造アパートのイメージをちょっと変えられたでしょうか。

木造の住宅はローコスト信仰が崩れ始めているとはいえ、賃貸物件となるとまだまだ安い方がいいという世の中ですが、イニシャルコスト・ランニングコスト・耐久性・入居者へのメリットなど、様々な面からオーナー様と意見を調整し、完成に至りました。

おかげさまで、即満室です。

迅速対応!?

24日の月曜日に入居されたお宅です。

こちらは最初の相談に来られたのが去年のクリスマス。

既に確認はおろしておられたので、工事だけを依頼されました。どうしても3月中に完成させたいとのご相談。

小さなお家なので何とかなりました。実質工期はわずか2か月!!

重要文化的景観保存事業が完成

昨年来宇治市で進めてきた工事が完成を迎えました。

宇治茶の老舗、「中村藤吉本店」様の店舗を、明治のころの佇まいに復元させていただきました。

外観は、瓦屋根としっくい塗りの壁、屋根の上には煙抜き用の「越屋根」を復元しています。

斜めに張り出している黒い部分は、「拝見窓」と呼ばれるもので、屋根がガラスになっていて、安定した光を内部に取り入れます。この中で、お茶の色味や形を審査していたそうで、宇治茶のシンボルとして、説明文が添えられています。

内部は以前の数倍の広さになりました。お茶売場だけでなく、様々な展示も行われ、観光客の方たちの撮影スポットになりそうです。

奥のカフェはいつも行列ができているので、入店待ちの間に見学されるのにはちょうど良いかもしれません。


この事業については、27日に宇治市の広報が記者発表を行ったので、新聞各紙が取り上げています。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20140327-OYT8T00909.htm




稲荷鳥居

2年に一度、新しい鳥居を注文していただいております。

独立して丸6年、この参道には4基目の設置となります。

初心を忘れずがんばろう。

LED電球ってどうなの?

LEDが電球にとって代わる可能様な雰囲気がありますが、はたしてどうなのでしょうか。

我が家ではクリプトン電球などの電球を使った照明器具をたくさん使っていたので、結構頻繁に電球が切れます。

2年ほど前から、切れたところをLEDに入替え、昨年秋ごろにはすべてLED電球に入れ替わりました。

これで電球交換は当分しなくてもよいなと思っていたのですが、そうもいきません・・・・

LED電球って、かなりの確率で壊れるようです。

うちの家では先日2個目がつかなくなりました。

20個くらいあるうちの2個が1年程で壊れたことになりますので、なんと1割ですよ。

演色性や明るさもイマイチなので、こんなことなら電球の方がよいと思い、クリプトン電球を10個買ってきました。

60W相当の明るさのLED電球1個分の値段で、60Wのミニクリプトン球が10個買えます。

さてどっちが得なのか・・・

ちなみに消費電力についても疑問ですね。

20個の電球をLEDに変えたにもかかわらず、目に見えて電気代が安くなるようなことはありませんでした。

照明にかかる電気代ってそれほど多くないんですね。

完成内覧会 受付中

完成現場の見学を受け付けています。

場所は阪急桂駅のすぐ近くです。

予約いただいた方のみのご案内ですので、ご希望の方はメール・電話でお申し込みください。

期間は2月15日までです。

申込み先

メール breeze@soyokazenoie.com

電話 090-3728-7502 (小川まで)

アイアン手摺

ロートアイアンの手すりが取りつきました。

真っ白なしっくい塗りの壁にも古材の梁にもマッチします。

雪化粧

今日は各地で積雪があったようで、宇治の自宅もこんな感じです。

明日の朝はマイナス6℃らしい・・・

新兵器を手に入れました

リコーのシータというカメラを手に入れました。

360度見渡すことができる写真が一瞬でとれます。

専用のアプリが必要ですが、リンクのページでも見ることができます。

https://theta360.com/s/67I

この写真は今日現場で写したものです。

現調にも使えそうですし、竣工写真にもよさそうです。

仕事にも遊びにも活躍しそうです。


石持ち一文字

軒先の瓦にはいろいろな種類があります。

写真は「石持ち一文字」と呼ばれる形です。

よくある「万十」によく似ていますが微妙に違います。

まず丸い部分が、万十の場合こんもりと盛り上がっていますが、石持ちはまったいらで、角が面取りされていません。

地瓦も、「切落し」といって、面取りしていないものが使われています。

それともう一つ、瓦の下端がまっすぐに通っています。(古い瓦なのでそれほどまっすぐではないですが・・・)

万十だと上面と同じようなカーブになりますが、これはまっすぐなので一文字ということになります。


一般の方はご存じないかと思いますが、瓦は形があるだけでなく、大きさもいろいろあります。

1坪当たりの枚数が53枚だと53(ゴ・サン)という風に表現するのですが、56・60などいろいろなサイズがあります。

現在ではJIS規格の53Aというサイズにほぼ統一されています。

もちろん修理のために、いろいろなサイズの瓦が今でもつくられていますが、古いものと混ぜて使うのは意外と難しいことなのです。

そよかぜの家の共同住宅

今回初めて共同住宅に採用していただきました。

高気密高断熱の性能を、顧客獲得のための差別化戦略として取り入れていただくことができました。

写真の黒いものは遮音マット。

遮音性能は木造の弱点ですが、いろいろと工夫をしております。

今日から現場もスタート

抜けるような青空です。

気持ちの良いスタートを切れそうです。

謹賀新年

みなさま新年あけましておめでとうございます。

昨年もたくさんの方にお世話になり、本当にありがとうございました。

日常の業務に追われ、ブログの更新もままなりませんでしたが、今年はボチボチと頑張ってまいります。

というわけで、今年のモットーは「ボチボチ」でいきたいともいます。


それにしても今日は良いお天気です。本当にすがすがしい気持ちになれます。

あまりに気持ちが良いのでファインを庭に連れ出して撮影しました。

ゆる~いスタートを象徴するような表情です。

今年も私ともどもよろしくお願いいたします。

重要文化的景観保存事業

重要文化的景観というとあまり耳慣れないかもしれませんね。

先日天橋立が認定されたことで少しニュースにも出たのですが、地域の人々の生活や風土に深く結びついた特有の景観として、保護をしてくため、国が認定をしています。

京都府では2009年に宇治市が認定を受けています。

JR宇治駅を降りて宇治橋通り商店街に向かうと、真正面に中村藤吉本店というお茶屋さんがあります。

こちらの店舗が、重要文化的景観の重要構成要素として指定され、往時のたたずまいを復元するための工事をすることになりました。

以前から建物の修理などをさせていただいていたご縁から、今回の改修工事も任せていただくことになり、当社の得意とする職人技を駆使し、取り組んでいるところです。

写真は現在の状況です。

明治28年に建てられた時のままの大黒柱や地棟・梁はそのままにして、耐震補強も行っています。

壁に張られているのは荒壁パネルというもので、昔ながらの荒壁の素材で作られたものです。

実験により耐震性が確認されており、耐力壁として使っています。荒壁を現場で施工しなくて済むので、工期が短縮できます。

外観のポイントとなる越屋根も姿を現しました。


ちなみに店舗は通常通り営業しておられ、現場は今日からお休みですが、お店は例年通りお正月も開いています。

工事中の藤吉さんを見るチャンスもなかなかありませんので、のぞいて見られては・・・