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健康・自然・家づくり「そよかぜの家ダイアリー」

完成現場内覧会受付中

10日ほど前まで大きな台風が居座っていたのに、またまた台風がやってきました。

当社の近くでは大きな被害はなかったものの、現場は工程維持に必死です。

屋根・サイディング・板金・左官・塗装など、外部仕事を担当する職人さんたちが、雨続きで大変です。

そんな中、なんとか完成を迎えた現場があります。

今回はお引越までの間、見学させていただけるとのことなので、ご希望の方はメールでお問い合わせください。

○場所 京都府綴喜郡井手町

○期間 ~10月3日(月)まで

シラスそとん壁の外壁、いぶし平板瓦の屋根、杉板張りの軒裏など、和テイストの外観。

玄関ホールは通り庭風のしつらえです。(写真はないので是非現場で)

吹抜けから見下ろしたところ。シンプルな障子ですが、空間全体が締まって見えるのが不思議です。

ダイニングはタイル張りで床暖房を入れています。階段室脇の吹抜けにはパソコンが置けるデスクを造付ました。

左手の和室は客間としても使いますが、障子が全開放できるので、ふだんは居間として使います。

洗面脱衣室に隣接したランドリールーム。洗濯ものを畳んだり、アイロンかけをするスペースです。

着脱式の物干し金物を備え付けているので、部屋干しスペースとしても利用できます。

棚には、パジャマやタオルなどをボックスに入れて収納します。


新作紹介

切り妻屋根の外観。

小屋裏空間の利用をするのには、切妻屋根が有利です。また、シンプルな形なので、雨漏りのリスクも軽減できます。

最近増えてきた、太陽光パネルを設置するのにも、適しています。


吹抜けのリビングを中心に、小上がりの和室、キッチンが囲むような配置です。キッチンから、南面のウッドデッキに出る掃き出し窓を設けました。リビング南面は、吹抜けからの採光が十分あるので、あえて大きな開口を設けず、壁掛テレビと造り付家具を配置しました。

オープンな間取りにする場合、テレビの置き場に悩むことが良くあります。こちらのお宅の場合、ピアノもリビングに置くので、直射日光を遮る必要もあって、このような計画にしました。

ダイニングの西側の壁際に、蓄熱暖房機を配置しています。これで35坪の家全体を暖房する計画です。


夏休み

毎日バタバタとしていてブログの更新もままならない私ですが、夏休みをとらせてもらいました。

以前からずーっと行きたかった屋久島に、家族で行ってきました。

屋久島といえばやはり縄文杉です。迷わず縄文杉登山を組み込んだのですが、想像以上に大変な道のりでした。

朝4時にホテルを出発し、登山口までバスに乗り、5時半頃から登り始め、延々と山道を歩き続けます。

11時ごろにやっと縄文杉に到着です。

樹齢に関しては諸説あるようですが、7200年というのが有力で、まさに縄文時代初期からここにあるということです。

その存在感は圧倒的で、ものすごいオーラがありました。

下山も同じ道のりを帰らないといけませんので、登山口に着いたのは午後4時ごろ、そこからバスで帰ってホテルに着いたのは5時半ごろでした。

もう足はガクガクでしたが、なんとも言えない爽快な気分でした。

翌日はもものけの森といわれる白谷雲水峡に行きました。ここは軽いトレッキングコースくらいに思っていましたが、なかなかのもんでした。でも距離が短いので、途中川で遊んだりしながら楽しめました。

こんな風景がいたるところにあります。

その他にも、いろんな見どころがありました。

これは千尋ノ滝。千と千尋の神隠の名の由来になったところだそうです。白竜が宿っているそうです。

海は南国のようにきれいな色で、ウミガメの産卵地があります。今の季節は孵化して海にもどる姿が見れることもあるそうですが、なかなか見るのは難しいようです。

今回は3泊4日と思いきって休みをとりましたが、まだまだ見どころはたくさんある島でした。

ガイドの末野さんには4日間お世話になりました。ご家族の方もおおらかで、とてもリラックスした休暇となりました。

お礼にちょっと宣伝を・・・

末野ガイドシステムhttp://www7a.biglobe.ne.jp/~simaoji/

お世辞にも愛想が良いとはいえませんが、なんとも言えない魅力のあるおじさんです。屋久島に行かれる方は、末野さんに相談してみましょう。


猛暑の中、門が完成

このところ猛烈な暑さが続いています。

見るからに暑そうな写真ですが、門が完成しました。

古くなって倒れかけて板門を、仮に復旧して欲しいという依頼でしたが、それなりに立派なものになりました。

白木のままでもきれいなのですが、廻りとあわせるため、この後古色に塗装します。

ハートマークに

尖山ショールームの看板犬ファインちゃん、久々の登場です。

今日はお尻を向けていますが、ハートマークに刈り込まれているのがわかるでしょうか??

地デジへの移行

日曜日にアナログ放送が終了しました。

これは車のナビのテレビ画面。これも地デジ化しないといけません。

聞けば、チューナーにも、ワンセグ対応のものや、地デジの中でも電波をいくつも受信するものなどがあり、1万円台から高いものだと7~8万円もするのだとか。

車の中でテレビを見る頻度を考えると、とりあえず映ればいいやということで・・・

テレビといえば最近では浴室内にテレビを付けることもちょくちょくあります。あるお宅では、浴室テレビを地デジ化しようと、新しいテレビを購入されました。

ところが、最新型の浴室テレビは、電源・アンテナなど本体とチューナーを接続するケーブルが5本も6本もついていて、埋設されている電線管だと、ケーブルが入らないという事態が起こってしまいました。

こうなると露出配管するしかありません。


台風養生

台風がやってくるとご覧のように足場のシートを丸めて備えます。

台風が過ぎた後、また張り直さないといけないので、結構面倒な作業ですが、万が一ということがありますので。。。

今回はかなり風が吹きそうだということもあり、昨日の午前中に巻いておきました。幸い雨はほとんど降っていなかったので、作業はスムーズでした。

現在も台風は紀伊半島周辺にいるようですが、どうやら峠は越えたようです。

今朝はやくに、倉庫のトタン屋根の一部がめくれそうだという電話があり、応急処置をしに行きましたが、今のところ被害はそれくらいです。

それにしても、木津川の水位はだいぶ高くなっています。三重県の方で相当降っているようですから、こちらの方は予断が許せません。

今日は山鉾巡行

まいにち晴天続きの祇園祭というのもあまり記憶にありません。

たいがいひどい夕立が一度や二度あるのですが、今年はまったくないまま、この日を迎えました。

祇園祭といっても私が暮らす宇治市や会社のある木津川市では、特に盛り上がりがあるわけでもないのですが、それでもどこのお店も祭りっぽい演出をしたりしていて、なんとなくうれしいものです。

こんな暑い中ですが、現場では床暖房の工事をしています。

ちょっと見にくいですが、銀色に光っているのが床暖の温水マットです。

オール電化の家ですが、エコキュートを使った温水暖房を採用しています。

オール電化の場合、暖房のコストが問題になりますが、そよかぜの家なら断熱性能が高いので、あまり心配要りません。

エアコンだけでもあたたかく過ごせるのですが、快適さを追求するなら輻射暖房を取り入れたいところ。

そこで、以前にもご紹介した、蓄熱暖房機をつかうことが多いのです。

この現場でも暖吉くんを採用していますが、結構大きなお宅なので、床暖房も併用することにしました。

メーカーによると、ヒートポンプを利用した温水床暖房だと、ガスや灯油を熱源としたものよりもずいぶんランニングコストも安いのだとか・・・。温水の温度が、ガスなどに比べて低いので、暖房能力に置いては劣りますが、コスト面では電気は有利といえそうです。

気密測定

井手町の現場で気密測定を行いました。

こちらの現場は、アルミ箔を両面に張ったウレタンフォームを外張しています。

当社では、アルミ箔の遮熱シートも用いますが、シートの場合は気密テープをぴちっと張るのが難しく、若干気密性能が低くなります。ウレタンパネルを用いると、テープの貼りつけもきっちりできますので、隙間は少なくなります。

実際にこうして測定すると、その差ははっきりと出てきます。

一般に、第3種換気システムで計画換気を行うには、c値(隙間相当面積)が2.0cm2/㎡以下であることが最低条件といわれていますが、今回の現場は0.5でした。まずまずです。

構造見学申し受けます

梅雨はどこへ行ったのかというような好天が続いています。現場にとってはありがたいんだけれども、あつい!!

瓦の荷揚げ作業中の屋根屋さん。ご苦労さまです。

こちらは京都府綴喜郡井手町の現場です。

月曜日に中間検査を受け、いよいよ本格的な造作工事に入っていきますが、長期優良住宅の認定を受け、木のいえ促進事業の補助金を受けている物件なので、構造を一般に公開しています。

見学希望の方はご連絡ください。

そよかぜの家の構造の特長として、構造用合板や集成材に頼らずに耐震強度を確保しているところです。

私はリフォームの現場などで、湿気にさらされてフワフワになっている合板を何度も見てきていますから、合板の耐久性についてあまり期待していません。構造上重要な部分、取替の困難な部分に合板を用いることは、家を維持管理していく上でできるだけ避けた方が良いと考えています。(全く使わないという意味ではありません)

また、そよかぜの家では、屋根や外壁は通気工法といって、下地のラス地や屋根地と躯体の間に空気層を設け、下地材の劣化を防くと共に、断熱材表面に張られたアルミ箔による熱反射効果を促進しています。ところが、通気工法の場合、下地の木摺や野地板の面剛性を加味することができませんので、これも耐震性能にとっては不利になります。

さらに、床に30mm厚のムクのフローリングを使うことが多いのですが、これについても、水平剛性を加算することができません。実際に4mの長尺フローリングを梁に直張りしますので、かなりの剛性は出るはずなのですが、そういったデータがないのです。

このように、新築時の耐震性能だけを考えた場合、不利になるような要素を、あえて採用しながらも、ちゃんと長期優良住宅のの認定をとっているところが、実はすごいんです。これは、最先端の木造耐震強度の考え方をしっかりと理解したうえで、最新のCADを駆使して設計しているからこそできることなんです。

”長期”優良住宅とは言いますが、50年というスパンで、新品と同様の耐力を残している構造用合板も構造用集成材も、いまのところ世の中に存在しないのですから、何を信頼するのかということですね。

前に断熱性能について書いたと思いますが、耐震性能についても、長期優良住宅の認定を受けている住宅が、すべて同じ品質ではありません。(とくに、10年後20年後の性能について)

今回の地震の被害についても、木造は弱いというような報道も一部であるようですが、木造とひとまとめにされては困ります。

エアコンの除湿と冷房 そよかぜの家の節電は??

そよかぜの家では、真夏でも除湿運転で快適に過ごせますよというご説明をいつもしています。

けれども、そもそも除湿と冷房はどう違うのでしょうか?

実はエアコンの仕組みとしては同じことをしています。ただ、除湿の場合ファンモーターを少し弱めにまわして、いわば冷房の弱運転のようなことをしているのだそうです。

エアコンが熱交換をするときに、冷媒に接触する空気が結露するので、除湿効果があります。エアコンによっては、除湿によって冷え過ぎた空気を暖めるものもあるようで、その場合、除湿運転の方が電気代が高いということになります。

このようなことから考えると、除湿ではなく冷房運転で設定温度を高めにしておくのが良いのかもしれません。

実は、尖山ショールームでメインに使っているエアコンの冷えが悪くなりました。去年の猛烈な暑さのときに、冷えが悪いと感じていたので、エアコン丸洗いをしてもらったのですが、ダメでした。やむなく、今シーズンに入って、メーカーのメンテナンスに来てもらい、ガスの充てんと基板などの部品交換をしてもらい、もう大丈夫と思っていたのに、やっぱりいまいち冷えません。

そこで、もう一度メンテナンスに来てもらい状況を点検してもらいました。すると、エアコンとしては、正常に動いているようです。

でも冷えないような気がする・・・・

いろいろメーカーの方と話し合った結果、冷房運転で使ってみることにしました。

そもそも、高気密高断熱の家は、温まりにくく冷めにくい構造です。急に暑くなったときにあわててエアコンをつけても、なかなか冷えない構造になっています。

例年は、だんだん暑くなってきて、そろそろエアコンでも入れないとという感じで使い始めるので、緩めの除湿運転でこと足りていたのですが、急激に33℃とかなってしまうと、一気に冷やすのは大変です。こんな時は冷房運転が適切ではないかという結論にいたりました。


ところで、巷では節電が叫ばれているこのごろですが、ポイントは総使用量を減らすことよりも、電力需要のピークを乗り切ることです。

報道によると、通常は平日の2~4時ごろがピークといわれていましたが、先週のデータによると、4時過ぎがピークだったようです。節電を心がけ、昼間は冷房なしで過ごしていても、子供たちが帰宅する4時ごろに冷房のスイッチを入れ、暑くなっている部屋を冷やすために、冷房が目いっぱい運転をしたからではないかとのことです。

高気密高断熱の家は、大きな冷蔵庫のような構造です。みなさんは旅行に行くときに冷蔵庫の電源を切りますか?切りませんよね。高気密高断熱の家も、24時間冷房をしておく方が、電気消費量はむしろ少なくて済むといわれています。また、一日中ゆる~く動いてくれるので、ピーク時の使用量を分散させる効果もあるはずです。

節電問題も、とりあえず15%削減でなく、具体的にどの時間帯の何を使わないというのを綿密に計画すれば、十分やりくりできるのではないでしょうか。

ともあれ、もともと省エネなそよかぜの家でも、さらに節電をするにはどうすればよいのでしょうか?

冷房温度を上げるといっても、もともとゆる~くしかつけていませんから、これ以上温度を上げると快適でなくなります。運転時間を短くすることは、前述の通りで節電になりません。

すだれを吊るとか、留守の間カーテンを閉めておくなど、日射を防ぐことは、簡単にできて効果的かもしれません。


シャノンの是正

もう2年くらい前でしょうか。樹脂サッシの国内最大手シャノンが耐火性能試験で偽装をしたということが報じられました。

防火地域または準防火地域では、延焼の恐れのある部分の開口部に、一定の防火性能のあるもの(防火設備)を使わなくてはいけません。この防火設備として使用するための認定を受けるときに、偽装があったということで、シャノンウインドの窓は、防火設備として使用できなくなりました。今もなお、新しく認定は受けていません。

すでに取付がすんでいる窓に対しては、所定の防火性能が確保できていないことになりるので、取替などの処置によって改善を進めています。

私の自宅、尖山ショールームでは、準防火地域ではないのですが、延焼の恐れのある部分に、防火仕様の樹脂サッシを使用していました。法律上防火設備が必要なわけではありませんが、防火設備として購入しとりつけているので、シャノン側としては、是正措置をさせてほしいと申し入れてきました。

一体どんな方法で、防火性能を改善するのか見てみたいということもあり、工事をしてもらうことにしました。

やり方は、単純に言うと、障子はすべて取替、枠にはモルタルを注入するという内容です。枠に入れるモルタルは、骨材にシラスを用いているそうで、断熱性は損なわれないそうです。写真は、枠にあけた小さな穴に、ポンプでモルタルを注入しているところです。

ところで、昨年、トステム・YKKを含む大手のサッシメーカーも、次から次へと防火性能についての偽装が発覚しました。日本のサッシメーカーは全部アウトということになったわけです。

現在でも、トステムのシンフォニーやYKKのエピソードなど、アルミと樹脂の複合サッシについては、防火戸の認定を受けていないものもあります。

これら大手のメーカーについても、今後是正をしていくとは思いますが、桁違いに数が多いので、どうなるのやら・・・。

ホーローシンクの割れ

先日オリジナルキッチンを作成したお宅で、問題が発生しました。

タイルの天板に据え付けたホーローシンクにひび割れが生じました。

ごらんのとおり、縁の部分が激しくひび割れて、わずか1か月でこんな状態になりました。

ちょっと手で触ると、ガラス質はめくれてこのようになりました。

取付の時には全く不具合は見つからなかったのですが、どうしたことでしょうか。メーカーに問い合わせても原因は不明でしたが、丸ごと交換となりました。

またこれがオニのように重いんです・・・

完成写真

先日竣工したお宅です。外観だけのご紹介です。

こちらは有限会社日高工務店さんの施工で、当社は設計監理をさせていただきました。

敷地を目いっぱい使った2世帯(4世代、7人)が暮らす家です。

2つの玄関を並べて配置。玄関ホールで2世帯が行き来できるようにして、生活時間帯の異なる家族が干渉しなくてよいように配慮しました。

2世帯住宅を設計する場合、お互いがどういうかかわり度合いを求めるかによって、形がかわってくるので、家族の間でじっくりと話し合ったうえでプランニングを進めることが大切です。

この日は、2階に暮らす息子さん世帯が、赤ちゃんをつれて1階に下りて来られ、お父さん夫婦、おばあちゃんと4世帯が揃っておられました。

楽しく暮らしておられるのを拝見すると、設計者としてとてもうれしいです。

ところで、引っ越しされて2カ月ほどですが、最初の電気代を見てびっくりされたとか。2世帯あわせて1万円に達しなかったそうです。

こちらのお宅は、遮熱シートを使った外張り工法です。省エネ効果はウレタンパネルにひけをとりません。


ハトのヒナ

今年もキジバトらしきつがいがやってきていたのですが、知らないうちに巣作りし、卵をうみ、ヒナを育てていました。

庭を見ている余裕がなかったのですね。もうこんなに大きくなっていました。

もうすぐ巣立ちでしょうか・・・

サーキュレーターって・・・

このところ、節電が話題になることが多いですね。なかでも、夏の冷房を抑えるために、扇風機が売れまくっているのだとか。

そういえば、去年は羽根のない扇風機というのが大ヒットしました。同時に、直接風にあたるだけではなく、エアコンの冷気を攪拌するために扇風機を利用するという新しい使い方が推奨されました。

今シーズンは、サーキュレーターという言葉もそれなりに浸透して、上記のような扇風機の利用が推奨されています。

そよかぜの家では、吹抜けに必ずと言っていいほど、シーリングファンを取付ます。

これがいわゆるサーキュレーターの役割を果たしてくれます。

こちらは、尖山ショールーム(私の自宅)のシーリングファンです。ちょっとだけ高くなるのですが、上級機種になると、運転の強弱をランダムにしてくれるので、自然の風のように感じられます。

うっとおしい梅雨時でも、わずかな風がジメジメ感を和らげてくれます。


長期優良住宅のサヤ管式配管

VP管とエルボを使って現場でつくることもありますが、サヤ管用の部材もいろいろとできてきました。

これ、排水用と、給水・給湯用。割と安いみたいです。

抜けるような青空!

先日の上棟当日、絵にかいたような青空でした。

まるで合成写真のようですが、なにも細工はしていません。

この日、屋根のウレタンパネルを張りましたが、当社が使っているものは、両面にアルミ箔を張ったものなので、モーレツにまぶしかったです。おかげで真っ黒に日焼けしました。

上棟式は御幣をかざって行います。

この御幣、最近はネットでも簡易のものが売っているので、一度買ってみましたが、とてもちゃっちい感じだったので使いませんでした。やっぱり大工さんに削って作ってもらった御幣に、それなりに立派な”おたやん”をつけないとしっくりきません。

建て方

梅雨の晴れ間(曇りですが)をぬって建て方作業です。

今日が棟上げなので、きのうは宵組みということになります。

明け方に雨が降っていましたが、今日はよい天気になりそうです。ありがたいです。

昨日は地元の公園のトイレの建て方も行いました。

プレキャストコンクリートの基礎・壁一体の構造物を現場で据付ます。

工場でタイル張りや塗装まで出来上がった状態で運ばれてきて、現場でジョイント部の組み立てを行います。

コンクリート製の躯体の上に木造の屋根を載せます。

ピアノの調律

引渡後一年になるお客様に、一年点検のための連絡をとりました。

今のところ不具合は全くないとのことでしたが、意外な一面がありました。

半年ほど前に新しいピアノを購入されたのですが、通常は最初の半年ほどで調律がガタガタになるらしいのですが、こちらのお宅はほとんど狂いがなかったそうです。

そよかぜの家ならではの室内環境の良さのおかげでしょうか??

地盤改良

いわゆる柱状改良と呼ばれるもので、中でもDSP工法と呼ばれる乾式工法です。

従来、柱状改良といえば、オーガーで掘削下穴にセメントミルクを注入して行う湿式でしたが、最近になって乾式工法が幅を利かせてきました。

DSP工法は、水を使わないので、水道の引き込みができていない現場でもできる、セメントミルクを練り混ぜるプラントが必要ないので、狭い現場には使いやすいなどのメリットがあります。コスト的には湿式よりも少し安くなるともいわれますが、一般の住宅レベルの大きさだと、ほとんど変わりません。

こちらの現場は、公園のトイレをつくります。

擁壁をつくって盛り土した上に、プレキャスト造のトイレを組み立て、その上に木造の屋根をのせるという建物です。

平屋なのですが結構荷重があるので、念のため地盤調査をしたところ、改良することになりました。まあ、盛り土して半年しか経っていないのですから当然かもしれません。

台風は消えましたが・・・

台風2号は温帯低気圧に変わったようですが、引き続き前線は活発なようで、大雨の警戒が必要です。

先程、屋根をふき替え中のお宅に伺いましたが、幸い雨漏りはなく、ホッとしています。

それにしても、突然の梅雨入りに続く台風で、困ったもんです。でも自然にはさからえませんね。

完成写真-京都K様

LDKから予備寝室にかけての大空間が魅力の家です。吹抜けを通して、2階のフリールームまでつながります。

子供部屋はミニマムサイズにしましたが、ロフトをつけ、壁の仕上げにも変化をつけたので狭さもまた趣があります。

寝室は天井高を押え、畳敷きにした和の空間。

キッチン収納・洗面・水屋コーナーなど、造作家具もたくさん作り込んでいます。


ガーデニングも良いけれど・・・

最近は純和風の家が少なくなったこともあり、庭もいわゆる作庭ではなくガーデニングと呼ばれるものがほとんどです。

そんな中、場所はせまいのだけれどちょっと凝った庭をつくって欲しいと相談を受けました。

ご高齢のお客様なので、躓かないように、アプローチは御影石の平板張に。ブロック分けして植込みをつくり、変化をつけています。左手は御影のピンコロを積み上げ、視線の高さに植栽をあげ、石燈籠と景石を据えました。この灯篭が、夜になると、ほのかな明かりで迎えてくれます。

ちょっと逆光で見にくいんですが、水鉢を加工して噴水にしています。鉢からあふれた水は、玉砂利を敷き詰めた水場を通って流れ、排水管へと導かれますが、流れ落ちる音が水琴窟のような音色です。

和室から眺めていると、なんとも涼しげです。