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暮らしの情報

定額給付金がきたぞ

我が家にも定額給付金の案内が届きました。

夫婦と子供二人ですので合計64,000円もらえます。

さっそく申込書を記入して投函しました。

このところ、定額給付金にあてこんだ広告がチラホラあります。パックツアーとかディナープランとかはありますが、さすがに12,000円のプチリフォームというのは見たことがありません。我々の業界には恩恵はなさそうです。

とはいえ、家族全部で64,000円となると、ちょっとした金額になります。ゴールデンウィークのバーベキューの肉が高級になるかもしれません。


一年点検、薪ストーブでスローライフを満喫

昨日は彦根のお客様のお宅へ一年点検に伺いました。

あいにくの雨でしたが、鋼板屋根にもかかわらず、室内は雨音もなく快適でした。高気密住宅の力です。

まず気になったのは、ひと冬を越された感想です。

こちらのお宅は、暖房がほぼ薪ストーブだけでしたので、タイマー運転などができませんから使い勝手の面でどうだったのだろうかお聞きしたかったのです。

お客様は、この家を建てて初めて薪ストーブを使われたのですが、相当気に入っていただいたようです。

薪の調達は土地柄近くで原木を入手することもできたようで、チェーンソー・アックスを購入され、薪小屋も手作りで作っておられました。薪を十分に確保しておられたので、毎日思う存分ストーブを楽しめたようです。

ストーブで焼き芋を焼いたり、酒の肴をあぶったり、楽しみながら薪の燃やし方も学習されたようです。

驚いたことに、茶道用の五徳を使ったり、お好み焼のコテを灰とりスコップに使ったり、薪用ラックを手作りしたり、道具にも独自のアイデアを活用されていました。

ワンシーズンにして薪ストーブの達人のように進化しておられました。あっぱれです。

ただ、今の季節のように、朝だけちょっと寒いというようなとき、薪ストーブを燃やすほどでもないので、少し不自由があるようで、以前から使っていた小さなファンヒーターを一台置いておられました。この辺が、薪ストーブの課題でしょうか。

ストーブの話で盛り上がった後、建具・給排水・電気・換気システム・外壁・屋根・樋その他の点検項目をチェックし、問題なく完了しました。

大粒のいちご
大粒のいちご

帰りに、ごらんのような立派なイチゴをいただきました。近くで作っておられうのだそうですが、横のテニスボールと比べればわかると思いますが、超大粒です。味も抜群でした。

あなたはどんな住まいが向いている??

「あなたは何志向」というコーナーを見つけました。

Q&Aに答えていくと、建築家タイプとかハウスメーカータイプとかに判別されます。

http://kansai-sumai.com/index.php

ちなみに、私は2回やって、1回がハウスメーカータイプ、1回が建築家タイプでした。

さて、あなたは何志向?

筍の出荷が最盛期です

筍の集荷場の前を通りました。

先週まではできが良くないと聞いていたのですが、今週に入って出荷は一気にピークを迎えたようです。

集荷場には荷台をいっぱいにした軽トラが次から次へとはいっていきます。普段は誰もいないところなのに、このときばかりは交通整理のガードマンもたっていました。

ご覧のように場内一面が筍でおおわれています。


山城名産 タケノコ

さきほど掘りたての筍をいただきました。

私の生まれ故郷である山城町は昔から筍の名産地で、この時期にはたくさん筍をいただきます。けれども、今年はあまりできが良くないようで、収穫が少ないみたいです。

まだまだ品薄であるにもかかわらず、写真のような奇麗なものをいただいきました。これはかなり”いいもの”です。

持ってきてくださった方が、その良さを確認するために、根っこの部分を少しちぎって生のまま食べさせてくれました。

すると、なんともいえずあま~いんです。洋ナシのような甘さと食感です。スバラシイ。 これは初体験でした。

さっそく刺身にしてわざび醤油で一杯と行きたいところですが、そうもいかないんで、夜までお預けです。

さてどうやって食べようか・・・


久々の登場

我が家のトイプードル、ファインが久々の登場です。

生まれて10か月ともなるとずいぶんと大きくなって、活動範囲も広がりました。リビングのソファーの登り降りもやすやすとできるようになり、昨日はソファーからソファーへ飛び移っておりました。

これは今朝写した写真です。毛が伸びてモサモサです。明日トリミングに行きます。

モサモサのファイン

モサモサのファイン








さて、明日は春分の日です。お彼岸のお墓参りにも行かなくては。

お彼岸と言えば、”ぼたもち”。ぼたもちと言えば、おはぎとどう違うのかご存知ですか?

知りたい方は、そよかぜニュースを見てください。

現在発送準備中です。

そよかぜニュース

そよかぜニュース










実は、昨晩のうちにすべて刷りおわるように、印刷をセットしておいたのですが、何とトナー切れで30枚ほど刷っただけで止まっておりました。あらあらと思っていたら、ラッキーなことが。

昨夜のうちに、わが母上がそよかぜニュースをくまなく読み、校正をしてくれました。それも3か所も。

毎日ブログを書いていると、書いたままネットに流れてしまうのが当たり前になり、書いたものを見直すのがとても雑になってしまいます。母は偉大なり。

ちなみに、昨日のうちに印刷した100枚余りは、誤りが見つかったにもかかわらず、もったいないのでそのまま出すことにしました。見つけた人には豪華景品は出ませんが、「これやな!」と笑っといてください。

そよかぜニュースは、当社とかかわりのある方に勝手に送らせていただいています。

私も欲しいという方は、メールにてご請求下さい。


黄砂

昨日からにわかに黄砂情報が報じられています。黄砂が飛来するのは2月~5月と長期にわたりますが、天候によって大きく左右されます。私自身はあまり感じなかったのですが、昨日は関西にもかなり飛んでいたようです。

この黄砂、単なる砂ではありません。大気汚染の激しい中国からさまざまな物質を一緒に運んできます。

たとえば硫酸イオンや硝酸イオン、場合によっては昨年農薬騒ぎで有名になったメタミドホスなどが含まれていることもあるそうです。こうなると、アレルギーがどうこうという以前に、人体に悪いものととらえる必要があります。

予防策としては、外出時にマスクをはめるとか、きつい日にはゴーグルも必要かもしれません。マスクに関して、黄砂は粒子が非常に細かいので、花粉用のマスクでは透過してしまうため、風邪予防用のマスクの方がよいのだそうです。

一説によると、山陰・北陸の日本海沿岸の松並木が枯れているのは、松くい虫の影響もさることながら、黄砂の影響もあるとか。対策を講じておくにこしたことはありません。

そよかぜの家では、計画換気を行っていますので、黄砂が多く飛ぶような日には窓を開けずに過ごすのが一番。

外からの空気は、給気口のフィルターを通して必要な量だけは行ってきますから、黄砂を大量に取り込むことはありません。

けれども、給気口のフィルターは、花粉や黄砂をキャッチするほど細かいものは取り付けていません。というのは、あまり細かいいフィルターを付けると、すぐに目詰まりしてしまい、たびたび交換する必要があるからです。換気量を適正に保つことで、花粉や黄砂の流入はかなり削減できますから、フィルターにそこまでこだわらなくてもいいという判断です。

もっと、確実に黄砂を除去したいとお考えの方には、高性能のフィルターもご用意しています。

少し値段が高いのに加え、交換周期が短いため、あまりお勧めはしませんが、ご希望の方はお問い合わせください。

スクエアフロー用

スクエアフロー用

パスカル用

パスカル用

結露の話、換気の話

当社では健康住宅そよかぜの家という名前のとおり、住み人の健康を第一に考えた家づくりを行っています。

健康住宅という言葉もずいぶん一般的になりましたが、言葉だけでだまされてはいけません。

健康住宅普及協会や健康住宅協会というのができて、「健康住宅の”条件”」というのを定めているようですが、考え方はさまざまです。メーカーや工務店ごとにそれぞれこだわりを持っています。

そんな中当社のこだわりは、計画換気と結露防止です。これこそが、健康で快適な暮らしのポイントですよ!!

ホームページの住まいの進化にも書いていますが、より詳しく説明した小冊子を作っています。

ホームページ上でわかりにくい点も詳しく解説していますので、ぜひ読んでください。

たまたま今回WEBから送ってくださいというメールが来ましたので、ここであらためてPRさせていただきます。

そのうちきちんと本に書きたいとも思っているのですが、今のところめちゃめちゃ手作りです。

「換気って深いんだ~」と「結露は住まいの大敵です」

「換気って深いんだ~」と「結露は住まいの大敵です」




ものは壊れるというものの・・・

形あるものは必ず壊れる・・・とはいえ、たてつづけに壊れると困ったものです。

今日はお客様の家で、洗濯機を入れ替えるために建具を外しに伺いました。

10年ほど前に建てたお家ですが、洗面所の入り口寸法が狭かったので、片引き戸を付けると洗濯機や浴槽の出し入れができなくなってしまいます。そこで、お風呂の窓を大きめにして、将来の入替に対応しようということにしたのです。

そういえば、最近はドラム式の大型のものがあります。10年前は、洗濯機は60cm以上のものはないというのが常識でしたが、今では65cmを超えるものもあるようです。奥行きも70cm以上あり、洗面台と並べても大きく飛び出してしまいます。

家電製品を買い替える時も、場合によっては設計士に相談する必要がありそうですね。

ところで、実は我が家でも、いろいろと故障続きです。

この間からビデオカメラが動かなくなってしまったのですが、修理に2万円以上かかるというので、思い切ってあたらしいものに買い替えました。

今まで使っていたビデオは、テープに録画していたので、いちいちそれをDVDにコピーして保存していました。今回購入したものは、本体のメモリーで保存するのでテープが要らず、何と言っても格段に小さいです。しかも、今までと同じ画質なら、10時間くらい録画できます。技術の進歩は目覚ましいですね。

ただ、今度は写したデータをパソコンなどにバックアップをとらないといけません。高画質で撮るとDVDでは容量的に不足なので、外付けのハードディスクが一番安くて安心かなと考えています。そうなると不安なのは、パソコンのスペックです。何GBというような画像データを処理できるかな??

花粉が全盛です

土曜日はあるゴルフコンペに参加しました。

木津川市内のゴルフ場で50名あまりの参加するまあまあ大きなコンペでした。成績はさておき、素晴らしい天候のもと、楽しくまわらせていただきました。

ところが、天気が良すぎたせいか、後半になって、なんだか目がかゆくなり、花もむずむず、くしゃみも出てきました。

そうです。花粉症なんですよ。私は、杉・ヒノキの季節はほとんど大丈夫で、4月後半のイネ科の季節が弱いんですが、一日中外に出てるとちょっときついですね。

ゴルフの時はサングラスをしてるとだいぶましなんですが、まだ大丈夫だろうと油断してました。

おかげで、昨日も今日もいまいちスッキリしません。しばらくは布団を外に干すのもやめておいた方がよさそうです。

ところで、そよかぜの家のように24時間計画換気を行っている家では、室内の花粉もコントロールすることができます。

もちろん、完全にシャットダウンすることは不可能ですが、計画換気の給気口にフィルターがついていますので、換気によって入ってくることを防げます。花粉は粒子が細かいので、通常のフィルターだと透過してしまいますが、高性能フィルターを用いれば効果は倍増します。ただし、目が細かい分、ワンシーズンで使い捨てになってしまいます。

花粉対策としては、洗濯ものやお布団を室内に干すことも効果的です。最近では、インナーテラスと呼ぶ空間を設け、洗濯を干せるようにすることもよくあります。冬場や雨の日も利用できますので、結構重宝します。

リボス塗料が2割も値下げ!!円高還元!?

最悪の日でしたが、やはりもう一つ壊れました。愛用のシャーペンが・・・。机から落としただけなのですが、打ち所が悪かったというやつです。ペン先がへしゃげてしまって芯がでなくなりました。あ~あ~。

まっ、これで厄落としになったかなということで、気を取り直し、昨日は夜遅くまで頑張りました。

家に帰ると、家族はみんな寝ていましたが、給湯機は無事に修理を終えたようで、暖房もお風呂も快適動いていました。

参考までに、大阪ガスのエコウィルは、年間を通してのメンテナンス契約を結ぶことで、補修修理が基本的に無料です。今回の修理も無料だったようです。

さて、景気の低迷で消費の落ち込みが深刻化する中、当社も愛用しているリボス塗料が値下げされました。

仕入れ先から円高還元値下げの案内が届きました。それも2割も!!

そもそも他の自然塗料に比べ価格はやや高めですが、2割下がったからと言って「ほな買うわ」というものではありませんが、うれしいニュースには違いありません。

これにあわせて、当社のネットショップでも価格を改定いたしました。この機会に使ってみてはいかがでしょう。ただし、リボスの塗料は、開封すると保管が難しいので、くれぐれも必要な分だけ買ってください。

長期使用製品安全点検制度がスタートします

「消費生活用製品安全法」というのがあったみたいなのですが、それが改正されました。

経済産業省のページはこちら(http://www.meti.go.jp/product_safety/producer/shouan/07kaisei.html

「いったい何?」と私も思いました。

数年前から、「○○年式の石油ファンヒーターをお使いのお客様は・・・」というふうにテレビなどで修理を呼びかける広告が流れることがよくあります。今回の法改正の内容は、販売した商品が劣化によって故障した場合にでも、メーカーが年限にかかわらず責任を負わなければならないような実態を受けて、消費者が必要な点検をしなかったらメーカー側の責任はないですよというものです。

具体的には、購入時にユーザー登録を行うことで、メーカーから必要な点検を行っていくということです。ユーザー登録をしなかったり、点検を拒否した場合などは、ユーザーが責任を負うということになります。

対象となる品目は、2種類に分かれており、まず、特に重大な危害を及ぼすおそれがたかいものとして、瞬間湯沸か器・給湯機・風呂釜・ファンヒーターなど、過去に事故が起こって回収修理などを行っていたもののほか、ビルトイン式電気食器洗器・浴室用電気乾燥機も含まれています。

そして、事故発生率は少ないものの注意を喚起するものとして、扇風機・エアコン・換気扇・洗濯機・ブラウン管テレビが挙げられました。

施行は平成21年4月1日です。

この法改正は、行き過ぎた消費者保護(というよりもメーカーへの言いがかり)から、メーカーを守るものだとおもいます。これも時代の流れ。価値観が多様化し(良く言えば)当たり前のことが通らない時代ですから、当たり前を法律で決めないといけないみたいです。

消費者としては、新しい商品を買った時にはまめにユーザー登録しておきましょう。

花粉情報

今年も花粉の季節がやってきました。近年は、毎日の天気予報の中でも花粉情報が伝えられています。

日本気象協会では、今年の花粉予報というのを出しています。それによると、近畿のスギ・ヒノキ花粉は、例年に比べて”非常に多い”のだそうです。この”非常に多い”というのは、例年に比べて2倍以上ということらしいです。

私自身は、イネ科の花粉に弱いのですが、アイボンでの洗眼・イソジンでのうがいを毎日行っているせいか、ここ数年それらしい症状はほとんど出ていません。とはいえ、花粉症は突然現れるものですから安心はできません。

皆さんもご注意を。


住宅ローン金利が上昇!?

住宅ローンの金利について、低金利が続いていますが、ここにきて少し変化ができきているようです。

ちょっと前では、この超低金利の時代に長期固定のローンを組みたいという動きが多かったのですが、超長期の金利が上がり始めているようです。30年・35年といった全期間を固定にすると、変動との金利差が結構大きくなります。最初のうちは元金が大きいので、わずかな金利の違いでも返済額の差がでますから、慎重に考える必要があります。

ちなみに、現在の変動金利は、店頭の基準金利で、2.475%~ですが、これから1.0ポイント全期間優遇を利用した場合、1.475%となります。銀行によっては、それから更にさまざまな優遇・割引などをしてくれるところもありますので、当初数年間は1%以下ということも可能です。一方フラット35などの超長期固定金利は、3.02%~となり、その差は1.5ポイント以上です。

仮に、3000万円のお金を借りたとき、当初金利が1.0%と3.0%では、一年間に支払う金利が60万円も違ってきます。短期金利があがらないまま5年たったとすると、200万円以上もの差が出るんですね。ただし、その後の金利動向によっては、トータルで固定が得になる可能性もありますが。

世界的な不況といういわれる中で、短期金利が急上昇するような要素も少ないことから、変動金利を選択する方が増えているようです。

一万円の電球

最近LEDの照明器具が注目されています。

消費電力が少なく、長寿命で、熱も発生しないため、地球温暖化防止に役立つとして、メーカー各社はアピールしています。

LEDを使った住宅用の照明器具も少しずつ増えてきましたが、普及はまだまだです。

今回目に留まったのは、東芝から発売された40W電球型のLEDランプです。消費電力は4.3Wながら、40Wの白熱電球と同じ明るさだとか。しかも、寿命はおよそ10000時間で、白熱電球の10倍です。色目もご覧のように、電球色と蛍光灯色の2種類あります。

しかし、驚きの価格は、なんと1個10,500円。白熱電球が200円程度ですから、50個買えます。

電気代と電球の買換コストとを勘案すると、元が取れるのは一万時間くらいになるのかな?そうすると、ちょうどLEDランプの寿命となってしまうので、チャラということになりますね。つまり、発熱しない分と廃棄物が減る分がメリットということでしょうか。

計算すると採算は合うのですが、一万円持って電球を買いに行くのでしょうか?

注文住宅会社の倒産に思う

先日、大手の注文住宅会社富士ハウスが破産しました。

ちょうど私の会社の近くでも、棟上げがすんだばかりの富士ハウスの物件があります。破産の報道があって以来、工事は止まったまんま。気の毒というほかありません。

今の時代、いわゆる一部上場企業でさえ経営状態が急変して破綻をすることがありますから、安全な会社なんてないのかもしれませんが、一生に一度の家づくりを任せた場合、仕方ないでは済まされません。

では、どうやったらこんな目に合わなくて済むのでしょうか?

大きい会社に頼んだら安心かも知れませんが、前述のようにそうとも限りません。

小さい会社はどうでしょう。いつつぶれるかもわからないし、将来が心配と思われる方も多いでしょうが、そうでしょうか?

たとえば、法隆寺の五重塔は1300年もの間維持されていますが、大きな会社がメンテナンス契約をしているのかというとそうではありません。世代を超えて引き継がれる職人さんたちの技と心によって守られているのです。住宅も、ほんの数十年前までは、地域の職人さんたちが守ってきました。決して特定の有力な工務店が携わってきたわけではなく、名もない職人さんたちが当たり前のようにやってきたのです。

そう考えると、地域で頑張る職人さんのネットワークを生かして家づくりをしている会社に頼むのが、一番安全なのかもしれませんね。

定期点検

昨日城陽市のお客様のところに定期点検を兼ねてお伺いしました。

11月に引っ越しされて、本来であれば1カ月点検を年末にするところなのですが、年末年始はお客様のお仕事もお忙しい時期なので、少し遅れての点検となりました。

点検内容は、建具の開閉・スイッチなどの電気系統・給排水の配管などにはじまり、結露・断熱・遮音などについても、ヒアリングや私自身の体感でチェックします。24時間換気の働き具合も確認します。

今回は2カ月半経っていますので、日常のお手入れや点検の方法、暖房や加湿の具合といった生活レベルのアドバイスをさせていただくと同時に、実際に住んでみての感想やご意見もお伺いしてきました。

私自身気になっていた点は、遮熱シートの断熱性能です。ウレタンを使用する場合に比べ、熱容量が小さいので、夏の夜の快適さは高まるものの、冬には不安を残しています。特にこちらのお宅は、延べ面積が200㎡を超える比較的大きなお宅でもあることから、ガスのエコジョーズを使用した温水暖房を取り入れましたが、そのきき具合を確認してきました。

室温は15℃前後とやや低めの設定ながら、湿度は60%近くに保たれ、快適な状態でした。普段過ごすことの多いダイニングキッチンは床暖房があり、リビングの座るところのすぐ横に温水ラジエーターがあるので、低めの温度設定でも輻射熱で温かく感じることができているのでしょう。そういう意味では、ものすごくかしこく使っていただいているのではないかと思います。

暖房能力にはまだまだ余力がありましたので、適切な暖房計画を組み合わせれば遮熱シートでも遜色はないという感じです。

点検の結果、玄関ドアのリモコンスイッチの不良と、ガス機器の不具合がありました。

リモコンキーは電池の液漏れなので交換対応。

ガス機器については、警告システムの調整を行うことにしました。

あと、塗壁の割れについても確認しました。木材との取合い部分に、木の動きにより隙間が生じたのと、入り隅部分でヘアクラックが発生している個所がありましたが、問題のない範囲でした。事前に自然素材の欠点としてご説明していましたので、構造的に問題がないことを私の目で確認したことで、ご安心いただきました。

お客様のご感想をお聞きしたところ、「あったかい」とのことでした。引越のバタバタの中でも、湿度計と加湿器をお渡しして、十分な加湿をお願いしていたこともあって、子ども達も、周りが学級閉鎖になっているにもかかわらず、風邪もひかず元気に過ごしていただいているようです。

こちらのお宅は、寝室と子供部屋にICASシステムを導入していますので、その効果もあるのかもしれません。

それにしても、ご家族が健康に過ごしていただいているとお伺いして、何より安心しました。

ありがとうございました。

googleの地図

懇意にしている業者さんの依頼を受け、ちょっと遠方の現場を見に行く必要がありました。

事前に場所を確認するためにグーグルマップを見ていたところ、ストリートビューができるところだったので、さっそく使ってみました。道路わきの工作物までそこそこの画質で写っており、実際に現場に行っていないにもかかわらず、だいたいの感じがつかめてしまいました。

現場に行っている協力業者さんと電話で打ち合わせをしたのですが、画像で見ているイメージがあったので、けっこうリアルな話ができました。

一応現場を確認してきましたが、行かなくてもよかったかも知れません。

これ結構使えます。

家庭用燃料電池、価格発表

先日ご紹介した家庭用燃料電池の販売がいよいよ本格化します。

大阪ガスでは3,255,000円で6月から世界に先駆けて販売を開始します。

国からの補助金が最大で140万円になる見込みで、実質負担額は200万円ほどになると思われます。

このシステムを導入すると、年間1.3トンのCO2が削減できるというのですが、消費者にとって気になる光熱費は、わずかに年間5万円ほど安くなるだけだそうです。

200万円かけて5万円ですから、償却に40年かかってしまうじゃないですか!!

ちょっと現実離れしていますね。ただ、東京ガスでは、2015年には1台100万円にすることを目指すと表明しており、そうなれば20年で償却できますね。でも、償却が終わるまで機械がもつのかどうかは定かではありません。

もうちょっと行政のバックアップがあってもいいんじゃないでしょうか。

薪ストーブが大活躍!!でも湿度は大丈夫?

急に寒くなりました。

今朝の宇治市の最低気温はマイナス2℃でした!!

こんな時こそ薪ストーブが大活躍です。

またちょうどいい具合に、現場の残材(杉・松など)が少しあったので、これを燃料として活用してみました。

針葉樹は油分を多く含んでいるので、高温で燃やさないとクレオソートが煙突などに付着してしまいます。かといってあまり高温にするとストーブ本体を傷めてしまうので注意が必要です。

私がつかっている薪ストーブは、ヨツールのF500です。このストーブは針葉樹も燃やすことができます。

針葉樹は細いものばかりということもあって、あっという間に燃えてしまうので、1時間ほどで燃料を補給してやらなくてはなりません。結構面倒ですが、一日分が燃料代タダの上に倉庫の整理もできたので、そのくらいの手間は仕方ないかと納得です。

こんな調子で燃やし続けていると、室内は暑いくらいになってしまい、夜にはストーブを消さなくてはならないほどでした。

そこで、寝るときにはいつもの温水ラジエータのスイッチを入れておきました。

おかげで、マイナス2℃の屋外にもかかわらず、朝の室内は20℃でした。

ところが、湿度がえらいことになってました。

寝る前に、2台の加湿器の水を満杯にしておいたのですが、ちょっと朝寝坊して7時に起きたときにはすでにからっぽ。

湿度は何と35%でした。

さっそく加湿器に水を入れ、10時現在ようやく40%ほどに回復しました。

ちなみに、現在外は気温4℃、湿度50%ほどです。このときの水蒸気量は、3.2g/m3です。

この外気が換気によって室内に入ったとき、20℃に温められますから、そのままだと湿度18.5%になります。(計算方法は今日は省略します)

湿度を40%に保つためには、5.4g/m3の水蒸気を供給しなければなりません。

換気量は、法定換気量の1時間当たり0.5回、我が家の容積を600m3(200㎡×3m)とすると、一時間に入れ替わる空気の量は300m3です。

ということは、1時間当たり、5.4×300=1620gの水蒸気が必要ということになります。

すなわち、24時間当たり、38.4リットルもの水がいるということなのです!!!②リットルのペットボトルが19本ですよ!!!ましてや、下がってしまった湿度を上げるためには、さらに多くの水がいるということになります。

我が家の加湿器は、8リットルと4リットルの2台です。これがフル回転すれば、どうにか供給できる量です。「うちの壁は調湿性能があるから乾燥しませんよ」なんていう業者さんがいますが、冬の間毎日こんな日が続いたら、魔法でも使わない限り無理なんですよ。

暖吉くん

蓄熱暖房機というのをご存知でしょうか?

深夜電力を使って暖房のための熱を蓄えて、昼間に放熱するというものです。

写真は、北海道電機の「暖吉くん」です。ネーミングは関西っぽいのですが、その名の通り北海道のメーカーがつくっています。

カウンター・書棚・エアコンと壁面に組み込んでいます。右側にはピアノが座ります。

ところで、関西電力では、オール電化ポイントというのがあるそうです。こちらのお宅では、オール電化にして、eo光でネットとテレビと電話、さらに蓄熱暖房機を使うので、ポイントが3倍になるのだとか??たまったポイントは商品券などに交換できるそうです。これはお得!!

湿度を上げると暖かいんだぁ~

私の事務所が厳寒であることは先日書きましたが、おかげでのどの痛みがなかなか治りません。

何とかしないとと思い、昨日は加湿器を持ちこみました。

暖房もエアコンに加えて、デロンギヒーターを持ちこみました。

1時間ほどで、エアコンはアイドリングに入りました。(デロンギの力は結構すごい)その後エアコンを切った状態で、デロンギと加湿器の運転を続けました。すると、昼過ぎには、気温19℃湿度55%という快適な環境になりました。

相変わらず、足もとは寒いものの、湿度を上げることで、体感的には格段に温かく感じます。

ちなみに、加湿していない状態だと、20℃まで温度を上げると、湿度は30%を切ってしまいます。

夏の暑さを説明するときに、「水蒸気は熱をためているようなものだから、除湿すれば体感温度は下がりますよ」という説明をよくするのですが、冬のこの時期に、水蒸気の持つ熱を思いっきり体感しました。

太陽光発電システム設置の助成金申請を受付中

太陽光発電システムの設置に対する助成金の制度が復活しました。1月13日から受け付けが始まっています。

以前、財団法人新エネルギー財団が行っていた流れとほぼ同じですが、今年からは、太陽光発電普及拡大センター(J-PEC)というのが組織され、これが窓口となるのだそうです。京都府では、そのまた窓口として、特定非営利法人地球温暖化防止府民会議に申請をします。

助成金額は1KWあたり7万円で、工事費の10%以内で10KWが上限ということなので、最大で70万円もらえるということになりますが、通常の住宅ですと、3~4KWの場合がほとんどですので、250~300万円くらいの工事費に対して、21~28万円もらえるということになります。

これと併せて、各地方自治体の助成制度を併用できます。東京都では30万円ももらえますが、近隣では、京都市と精華町が行っていますが、今年度の対応はまだわかりません。例年通りですと20万円程度ですし、他の市町村も行うかもしれません。

ところで、太陽光発電システムの発電量はどのくらいなのでしょうか。

ものすごくおおざっぱに言って、住宅の場合年間8~10万円程度電気代が安くなります。それに対して、初期投資が助成金をもらっても200万円以上ですから、元をとるのに20~30年かかるということになります。また、5月から電気料金が大幅に下がるという話もあり、そうなると償却年数は延びてしまいます。

一方、今まで太陽光パネルの変換効率を上げることばかりに注力してきたメーカー各社が、低価格化のために量産を始めており、値段はぐっと安くなるものと思われます。

とはいえ、まだまだ「お得です」とは言い難い状態ですが、てっとり早くCO2削減できるので、行政のさらなる支援に期待しましょう。

J-PECへの申請は3月末が締め切りですので、設置を考えようかという方はお早めにご相談ください。

左義長

昨日は地元の各地で左義長(「とんど」という)が行われました。

写真は近所の公民館前に組み立てたものです。いろんな形がありますが、なかなか立派なものです。