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エアコンの除湿と冷房 そよかぜの家の節電は??

そよかぜの家では、真夏でも除湿運転で快適に過ごせますよというご説明をいつもしています。

けれども、そもそも除湿と冷房はどう違うのでしょうか?

実はエアコンの仕組みとしては同じことをしています。ただ、除湿の場合ファンモーターを少し弱めにまわして、いわば冷房の弱運転のようなことをしているのだそうです。

エアコンが熱交換をするときに、冷媒に接触する空気が結露するので、除湿効果があります。エアコンによっては、除湿によって冷え過ぎた空気を暖めるものもあるようで、その場合、除湿運転の方が電気代が高いということになります。

このようなことから考えると、除湿ではなく冷房運転で設定温度を高めにしておくのが良いのかもしれません。

実は、尖山ショールームでメインに使っているエアコンの冷えが悪くなりました。去年の猛烈な暑さのときに、冷えが悪いと感じていたので、エアコン丸洗いをしてもらったのですが、ダメでした。やむなく、今シーズンに入って、メーカーのメンテナンスに来てもらい、ガスの充てんと基板などの部品交換をしてもらい、もう大丈夫と思っていたのに、やっぱりいまいち冷えません。

そこで、もう一度メンテナンスに来てもらい状況を点検してもらいました。すると、エアコンとしては、正常に動いているようです。

でも冷えないような気がする・・・・

いろいろメーカーの方と話し合った結果、冷房運転で使ってみることにしました。

そもそも、高気密高断熱の家は、温まりにくく冷めにくい構造です。急に暑くなったときにあわててエアコンをつけても、なかなか冷えない構造になっています。

例年は、だんだん暑くなってきて、そろそろエアコンでも入れないとという感じで使い始めるので、緩めの除湿運転でこと足りていたのですが、急激に33℃とかなってしまうと、一気に冷やすのは大変です。こんな時は冷房運転が適切ではないかという結論にいたりました。


ところで、巷では節電が叫ばれているこのごろですが、ポイントは総使用量を減らすことよりも、電力需要のピークを乗り切ることです。

報道によると、通常は平日の2~4時ごろがピークといわれていましたが、先週のデータによると、4時過ぎがピークだったようです。節電を心がけ、昼間は冷房なしで過ごしていても、子供たちが帰宅する4時ごろに冷房のスイッチを入れ、暑くなっている部屋を冷やすために、冷房が目いっぱい運転をしたからではないかとのことです。

高気密高断熱の家は、大きな冷蔵庫のような構造です。みなさんは旅行に行くときに冷蔵庫の電源を切りますか?切りませんよね。高気密高断熱の家も、24時間冷房をしておく方が、電気消費量はむしろ少なくて済むといわれています。また、一日中ゆる~く動いてくれるので、ピーク時の使用量を分散させる効果もあるはずです。

節電問題も、とりあえず15%削減でなく、具体的にどの時間帯の何を使わないというのを綿密に計画すれば、十分やりくりできるのではないでしょうか。

ともあれ、もともと省エネなそよかぜの家でも、さらに節電をするにはどうすればよいのでしょうか?

冷房温度を上げるといっても、もともとゆる~くしかつけていませんから、これ以上温度を上げると快適でなくなります。運転時間を短くすることは、前述の通りで節電になりません。

すだれを吊るとか、留守の間カーテンを閉めておくなど、日射を防ぐことは、簡単にできて効果的かもしれません。


薪ストーブ設置完了~火入れ

先日引渡をしたお宅に薪ストーブの火入れをしに行きました。

今回も京阪エンジニアリングさんにお世話になり、ネスターマーティンのS43を設置しました。

ストーブを焚くにはあったか過ぎる時期ではありますが、お客さまも待ちかねておられたので、さっそく火入れをすることにしました。

いつもながら感動的な瞬間です。

ご存知かもしれませんが、薪ストーブにも慣らし運転が必要です。鋳物でつくられた本体を温度に慣れさせることと、表面の耐火塗装の溶剤をとばしてしまうことが目的です。

特に、最初の2~3回までは、塗料から揮発する成分が多く、白く煙ったようになり臭いもかなりします。窓を開けながら焚かないと臭くてたまりません。そういう意味では、今の時期に慣らし運転をするのはちょうどよいかもしれません。

点火から薪の追加、そしてアイドリング運転までの一連の流れを説明いただき、無事完了。

そこで、なんとピザを焼こうということになりました。

以前尖山ショールームに来ていただいた際にお出ししたピザがとても印象深かったようで、ストーブが入ったら焼こうと楽しみにしておられました。せっかくの機会なので、ピザを焼く時の火加減などの説明も兼ねて、焼いてみました。

結果は大成功。

季節柄、次に火を入れるのは秋になりそうですね。そのころには焚き方を忘れてしまっているかもしれませんが、みなさん小さな失敗を繰り返しながら、マスターしていかれますので、ちっちゃなことは気にせずに、楽しんでいただけるとよいかと思います。

大改造・・・1次工事が完了

道路の拡幅に伴い、長年たっていた自転車店の店舗を解体、奥にあった住まいをリフォームしました。

住まいの方も、一部道路にかかるので建替えも検討されましたが、しっかりとした骨組みの木造家屋で築30年しかたっていないので、びくともしていません。それになんと言っても、思い出がいっぱい詰まった家ですから、再利用できるものなら使いたいというご希望でした。

玄関の位置を移動し、狭かった水回りは少しだけ増築しました。あとは、客間として使っていた部屋を居間に使ったり、洗濯干し場をつくったりと、使い勝手を考慮して改修しました。2階にも4室ある大きな家ですが、今は一人住まい。それでも娘さんがお孫さんを連れて泊られることもあるし、将来住んでくれるかも知れないので、キッチリ直したいとのお申し出もあり、内外とも全面改修となりました。

荷物もたくさんあるのであまり写真は撮っていませんが、少しだけご紹介します。

新しくなった玄関。

以前は店の奥にあって、家の割にずいぶんと狭かったので、この機会に広くしました。

いいものを使ってほしいとの要望もあり、床材を何にするか悩みましたが、昔からよく使われていた松のフローリングを使いました。それに合わせて、框・式台も無垢材でそろえました。

最近ではなかなか手に入りにくい材料ですが、あちこち探して手配しました。ハードクリアオイルを塗り込むと、木目がたって美しくなりました。使い込むうちに、松自信が持つ油で、なんとも言えない深みのある通夜が出てくることでしょう。

ちなみに、壁は織物クロスを張っていますが、これかなり上等です。

2階はほとんどさわらなかったのですが、左手に見える窓を大きくし、物干しバルコニーをつくりました。

カーテン・壁紙・じゅうたんも、かなりいいものを選んでいただきました。

ウチはよく織物クロスを使いますが、あまり上等のものではなく、シンプルでリーズナブルなものがほとんどです。たまに高級品を使ってみると、やっぱり違うな~と感じました。

大規模な改修だったので、お客様はしばらく仮住まいをしていただいていました。本日大安吉日でお引越です。

この後、流しそうめんをしている傍らで、引越作業ということになりそうです。

ところで、このお家30年前に建てられたのですが、たまたま今回現場に入ってもらおうと声をかけた大工さん本人が、20代の時に建てた家だったのです。私はこの仕事をして23年目ですから、そのことは知りませんでしたが、”縁”があったのでしょうね。お客様もたいそう喜んでくださいました。お客様自身が長年商売をしておられたので、地元の業者さんもお知り合いが多く、当社の協力業者さんもみんな顔見知りでした。現場はいつも和やかで、楽しく仕事をさせていただきました。

こういう地域密着の仕事をしていると、一つの現場が地域を活気づけているような気さえします。大げさに言えば、現場がまちおこし事業のようなものです。当社の掲げる理想にかなった仕事だなとつくずく感じます。

完成写真

生駒市で全面リフォームをしたお宅の写真です。

アップするのが遅くなりました。

こちらは築30年の古家を購入され、ビフォーアフターなみの大改修をさせていただきました。

もともと、しっかりとした設計監理のもと建てられた建物のようで、30年前にもかかわらずきっちり図面も残っていました。それをもとに現在の耐震基準に照らしてチェックしたところ、基準を満たしていましたので、特に耐震改修をすることなく、既存の耐力壁を温存しつつ間取りを変更するプランを提案させていただきました。

お客様はそよかぜの家の性能についても、魅力を感じていただいていましたが、リフォームで高気密・高断熱化することは、かなりコストのかかることでしたので、今回は比較的少ないコストで高い効果を上げられる、窓の断熱化だけで辛抱してもらいました。その分内装にしっかりと予算を割り当て、自然素材をふんだんに使い、薪ストーブやロートアイアンなどのアイテムも導入し、ナチュラルテイストなお宅へと生まれ変わりました。

こちらのキッチンは現場造作でつくりました。奥様の細かなご希望を反映してできた自信作です。

写真では、一部の部屋しかご紹介していませんが、新築と思うほどの変貌ぶりです。


薪ストーブで焼きリンゴ

薪ストーブクッキングのレシピが増えました。

小型のダッチオーブンに下処理したリンゴを入れて焼くだけ。

ちょっとかじって味見をしましたが、もうちょっと焼くことに。

なかなかの出来栄えでした。めちゃ簡単!

今年の冬はストーブが大活躍です。一番の冷え込みといった日でも、F500一台で、我が家は家中20℃を超えます。

あまりの心地よさにファインもご覧の通り。

ストーブ前のタイル床はあったかくなっているので、お腹をあっためているのでしょうか?


煙突工事

薪ストーブの煙突取付をしました。

今回は瓦屋根への施工になります。

煙突も四角い箱状の筒をつくったり、一段台をつけたりと、いろんなバリエーションがありますが、これが一番シンプルな形です。

瓦との取り合いは、フラッシングと呼ばれる専用の水切りを取付ます。天窓の水切りのようなものです。

薪ストーブの燃焼効率は、煙突の形状によって大きく左右されます。ですから、薪ストーブを設置するときは、内部の見た目や熱効率だけでなく、煙突の経路も考えなくてはいけません。

置けそうな場所に置くのではなく、薪ストーブのための家をデザインするといっても過言ではありません。

薪ストーブがうまく燃えない??

今朝はずいぶんと冷え込みました。いよいよ本格的にストーブを焚く季節になってきました。

今年薪ストーブを導入したお客さまにとって、はじめての冬を迎えることになります。慣れないうちはうまく燃えないことも良くあります。特に、薪の乾燥具合によっては燃えにくい場合があります。

市販されている”乾燥薪”といっても、カラカラに乾燥しているわけではありませんし、置いている間に空気中の水分を吸収していることもあります。一般に、屋外に木材を放置しておくと、含水率18%前後で安定するといわれていますから、それくらいの水分は含んでいることになります。ストーブで燃料として使うには、もう少し乾燥してくれないとよろしくありません。

本格的な冬に入ると、空気中の水蒸気量もぐんと減りますから、木材も乾燥します。さらに、温度の高い室内にいれて置いておくと、どんどん乾燥が進んで、薪がよい状態になってくれます。

この時期、外に置いてある薪を持って入ってそのままくべると、少し燃えにくいというのはこういうことなのです。

対策としては、直径3~5cm程度に小割りした薪を準備し、焚きつけの時に少し多めに入れます。そして、若干高めの温度設定で使うとよいでしょう。それほど寒くないので温度も低くしたいのですが、低くすると乾燥の程度が悪い薪はますます燃えにくくなってくすぶってしまうこともあります。

温度を上げるには、燃えやすい状態の薪を多めにくべることと、空気量を多くすることです。十分に温度が上がるまでは、空気量も多めにしておくとよいでしょう。

薪の樹種や太ささらにその乾燥具合によって、温度の上がり具合が変わってきます。この辺は使いながら覚えていくしかありません。それがまたストーブユーザーの楽しみでもあります。

同じストーブでも、煙突の工事の仕方、煙突の高さなどによって、ベストの使用方法は異なるので、ユーザー自身が試行錯誤して使うしかありません。

といろいろ書くと、ずいぶん難しいように思わるかもしれませんが、そもそも薪ストーブは、薪を燃やすためにつくられた精密機械のようなものですから、バーベキューの時のように火おこしに苦労するようなことはありません。女性でも簡単に使うことができるものですのでご安心ください。

なによりも実際に使ってみるのが一番です。

私がいつもお世話になっている、京阪エンジニアリングさんでは、いくつかの種類のストーブを実際に燃やして、その違いを見ることができます。また、当社の尖山ショールームでは、ヨツールF500を実際に使いながら、家に置いたときの使い方、設置の場所や設計の話なども含め、私が直接ご説明させていただきます。

薪ストーブを体験してみたいという方はお気軽にお問い合わせください。


大改造の完成

きのうは、生駒でこの夏に工事をさせていただいたお宅へ、ストーブの火入れをしに行きました。

こちらのお宅は、築30年の中古住宅を購入され、まさにテレビの「劇的大改造・・・」ばりの大改造を行いました。

もともとキッチリと設計監理して建てられたお宅だったようで、図面も残っていましたから、耐震診断を行ったうえで大改造に耐えられるとの判断をして設計させていただきました。

重要な耐力壁をはずすことなく、間取りを大胆に変更し、さらに必要な補強を加えました。

お客様は、そよかぜの家が得意とする開放的な間取りをお望みでしたが、中古物件のため断熱性能に不安があり、設計段階でいろいろと悩んだあげく、断熱内窓を全室に取り付けることにしました。生駒は寒いところなので、冬がどうしても心配だったのですが、薪ストーブを導入することにしていたので、思い切りやることにしました。

薪ストーブの暖房能力はほんとうに強力なので、一台で家全体を十分に暖めてくれます。さらに、タイル張りのキッチンに床暖房を備えたので、タイマーを使えば朝起きた時から寒くありません。まさに至れるつくせりという感じです。

と語り始めるときりがないのですが、火入れ式の写真をアップします。

今回は、いつもお世話になっている京阪エンジニアリングさんの富永さんのご説明を受けながらの火入れです。

ご主人が薪ストーブに命を吹き込みます。

1ヶ月前にお兄ちゃんとなったご長男も興味津津。

よく見ると、いつも元気なモモちゃんは半袖です。

命を与えられた薪ストーブの脇に、この日宮参りを終えたばかりの赤ちゃんが。この子とストーブは同い年ということになります。

ストーブは大切に使えば20~30年以上も使うことができます。この家と共に、ご家族の思い出を刻んでいくことになります。

工事は8月に終わっていましたが、ストーブの火入れがすんで、ようやく完成を迎えました。


実験

尖山ショールーム(=私の自宅)ではいろいろなテストを行っています。

そもそも、そよかぜの家の高気密高断熱や自然素材の住み心地を自ら体験するために建てたようなもんですから、いろんなところで、新しい素材を試しています。

ICASシステムや塗り壁材のテストなど、寝室の壁はその歴史が刻みこまれているのです。

今回の実験は、それに比べると簡単です。

ご覧の写真、これまたちょっと見にくいですが、ダイニングのペンダントです。

3つのランプが微妙に違うのがお分かりでしょうか?

実は、今話題のLED電球を使ってみました。以前にもご紹介しましたが、小型のクリプトン電球サイズのものは、まだまだ高額でしかも光量が足りないものがおおかったのですが、最近ではずいぶん値段も下がってきた上、光量もそこそこ上がってきたので、ためしに使ってみました。

3つのうち、真中の一つだけが、従来のクリプトン電球です。

LEDはグローブの上の方が暗くなっています。一応電球色のLEDなのですが、蛍光灯ほどではありませんが、若干青白い感じがします。

つけた瞬間は、ずいぶん違和感がありましたが、数日経つと慣れてしまいました。

今のところの感想は、

①演色性は電球の方がずいぶんよいが、一般住宅に使用するレベルであれば、慣れたら一緒という感じ。

 写真のようなダイニングは、食材の見栄えが少し変わる気はするが、熱を発しないという魅力も大きい。

②電球の値段と電気代を比べると、まだまだ得だというほどではないが、吹抜けの照明など、電球の交換が大変なところへは、LEDはお勧めだと思います。

ちなみに、シリカ電球サイズのものは、小型のものよりも、光量・演色性とも優れているように思います。価格も安いので、一気に普及するのではないでしょうか。

薪ストーブの火入れ式

今年ストーブを設置したお宅では、待ち遠しい冬なのですが、シーズンインに先立って、ストーブの火入れ式を行います。

昨日は、左京区のお宅に伺いました。

平日ということもあり、夜8時ごろからになってしまったのですが、子供たちも起きて待っていてくれました。

京阪エンジニアリングの川上社長も子供たちの鋭い質問攻めに、ややタジタジでした。

無事に火がついて、炎の美しさに見とれる、ご主人と川上社長、それにご長男。

どういうわけか、火に興味を持つのは男の子です。

グッと照明を落としてみました。

炎のゆらぎ

動画も撮ってみました。

はじめての動画アップです。映るかな??

※オンラインで動画が見れないときは、右クリックして”対象をファイルに保存”してからご覧ください。

薪ストーブのガスケット交換

日に日に朝晩の冷え込みが増してきました。もうすぐ薪ストーブの季節がやってきます。

毎年この時期、煙突掃除をするのですが、今年はガスケットも交換が必要です。

ガスケットというのは、ストーブの扉などについている気密パッキンのことで、ガラス繊維などでできています。

使っていくうちにだんだん固くなってきて気密性が悪くなり、ストーブの空気量の調整などがうまくいかなくなってきます。

ウチのストーブは、丸6年取替をしていなかったので、いくらなんでもそろそろ取り換えることにしました。

まずは、フロントドア。上に持ち上げると簡単に外れます。

古くなったガスケットをはがします。

本体にこびりついた耐火セメントを、マイナスドライバーでこそげとります。

あとはこの耐火セメントをつけ、新しいガスケットをはめ込むだけです。

・・・とおもったら、この耐火セメントが硬くてうまく塗れません。よくよく使用方法を見てみると、事前に柔らかくなるまで揉んでおかないといけなかったようです。いったん蓋をしてモミモミしたら、ずいぶんと塗りやすくなりました。

取替ができたら、本体にドアを取付、しっかりと締めて24時間置いておけば出来上がり。

意外と簡単です。

ガスケットは、F500の場合、フロントドアの他に、アッシュドア(灰を掻きだすところ)とサイドドアも取替が必要です。

ガラス押えなどは変えなくても大丈夫だそうです。

今回は、いつもお世話になっている京阪エンジニアリングさんに、「F500用のガスケットをください」と頼んだところ、”フロントドア用””アッシュドア用””サイドドア用”とそれぞれ対応する太さのものを必要な長さに切って分けて袋に入れてくださったので、迷うことなく作業ができました。材料代は耐火セメントと併せて6000円くらいでした。

ところで、写真で気付かれた方もおられるでしょうが、ストーブ本体に赤さびが出ています。

普通はこんなにさびが出ることはないのですが、今年に限ってあちこちがさびてしまいました。

これは、昨シーズン、杉・桧・松などの針葉樹をずいぶんたくさん燃やしたことと関係がありそうです。

針葉樹は、ご存じの通り、油分を多く含んでいますので、火力がとても強いのです。ストーブの温度が必要以上に高くなると、鉄に熱酸化が起こります。これがさびにつながったようです。

それほどひどい状態ではないので、このまま使うつもりですが、針葉樹を燃やす時は温度管理をしっかりしないといけませんね。

それと、昨年は、ピザやら何やら料理をいっぱい作りました。これらの料理をつくるときに、食材から油が出ます。

フロントガラスなどが油でべたべたになったりしますが、燃やしているうちに、きれいなります。

こういう動物性の油も一緒に燃やしていることになります。

実は、煙突掃除をしたとき、ススガものすごくたくさんありました。

例年はマグカップ1杯位なのですが、今年はどんぶり鉢があふれるくらいにとれました。いつもの5倍くらいかもしれません。

針葉樹と料理でススガ増えたのでしょう。

エコキュートの補助金

エコキュートの導入にあたって国の補助制度がありますが、先日第4期の募集が締め切られました。

例年、わずかな予算枠に対して多くの申し込みがあるので、抽選で決定されます。

今回も多くの申し込みがあったようですが、なんと、”当たりました!!”

当社のお客様で、10月にオール電化をされる方がおられるのですが、ダメもとで申し込みをしてもらっていました。

これはラッキー!!4万円ももらえます。(ウチがもらうわけではありませんが)

それにしても、私は個人的にも何かとついています。調子に乗ってBIGを1口(300円)買いました。

そろそろ薪の確保を

ちょっと大きめの薪置き場をつくりました。

間口3.6m奥行0.9m高さ1.8m

前後2列に積んで、これで約1tです。

満タンに入れれば2tくらい入るかな?毎日燃やすならこれくらいの置き場が必要です。

ロフトは子供たちだけの秘密基地のようでした

先日引渡をしたお宅に点検に伺いました。

特に不具合もなく早々に点検を終えたところ、子供たちがいろいろと新しい家について自慢をしてくれました。

なかでも一押しは、このプラレール。

トンネルやスロープをつくってあります。

実はこれ、ロフト(屋根裏部屋)につくってあります。

ロフトなら、プラレールを広げたまんまにしておいても、お母さんに叱られることはありませんから、いつでも遊ぶことができます。

写真には写っていませんが、この横には、お姉ちゃんと妹さんがつくったお人形さんの家がありました。

そうなんです。真夏の屋根裏部屋で遊べるなんて、すごいと思いませんか!

さすがに真夏の日中のロフトは・・・と思うのですが、ご覧の通り、子供たちは平気で遊んでいるようです。

実は、ここのお宅は、2階ホール部分をファミリールームにし、その上にロフトを設けているのですが、ファミリールームの高いところにエアコンをつけているので、ロフトにもエアコンの冷気が多少は届いてくれます。

さらにこのエアコンの風は、吹抜けのシーリングファンの活躍もあって、家全体に行きわたります。

昨日のような暑い日の日中でも、エアコン一台で過ごしておられました。

そう、性能だけでなくそれを生かすデザインが重要なんです。

これが「健康住宅そよかぜの家」です。(ちょっと自慢です)

エコカー助成金

エコカー助成金が9月末で終わるとニュースで言っていました。

9月末にならなくても、予算を使い切った時点でなくなるのだとか。

一方家電エコポイントや住宅エコポイントも12月で終了する予定で、延長するだのどうだの情報が錯綜しています。

あまりニュースなどでは言われていませんが、長期優良住宅普及促進に関する助成金(100万円)については、10月中で受け付けが終了します。

この受け付けをするためには、事前に、①技術的審査を専門機関で受け、②都道府県等の認定を受け、③建築確認済証の交付を受けておかなければいけません。

①におよそ3週間、②に2週間、③に3週間(①②と並行してできます)ので、都合5週間(稼働日数で)はかかります。

当然ながら、技術的審査を受けるための書類作成に時間を要しますから、プラン決定後、1.5カ月かかってしまいます。

逆算すると、この助成金を使うためには、9月中旬にはプラン決定をしておかないと間に合わないということになります。

通常、設計を始めてからプラン決定まで短くても1カ月くらいかかりますから、実質的には今からスタートしても間に合わないということになります。

助成金をあてにしていた方は残念ながら、来年に期待しましょう。



ファインがトレーニングに

我が家の愛犬ファインがドッグスクールに入学しました。

今月は何かと家を空けることが多く、あちらこちらに預かってもらおうかと考えていたところ、1カ月間預かりレッスンというのがあると教えていただきました。

前々から一度きちんとレッスンを受けさせたいとは思っていたのですが、踏ん切りがつかず、2年以上経ってしまいました。

料金もペットホテルに数日預けるくらいでよいですし、これはよい機会だと思いきって参加しました。

長岡京ドッグスクールのブログhttp://ameblo.jp/nagaokakyo-dog/entry-10611022730.html#mainに、ファインの様子を紹介してくれました。

なんだかかわいそうですが、里心がつくので面会はできません。

立派になって帰っておいで!!

薪ストーブでタンドリーチキン

先週の土曜日は妻の友達がたくさん来てくれたので、薪ストーブを使った料理でおもてなしをしました。

定番のピザは、いつものミックスピザと妻オリジナルのサラダピザ。それからタンドリーチキンもつくりました。

さらに、妻は子供と一緒に、我が家の秘密兵器パスタマシーンを使って、生パスタをつくっておりました。

ストーブクッキングでは、サクラの薪を使いましたが、ストーブトップの温度で200℃を少し超えるくらいの火力で焼くと、ピザは一瞬です。ポイントはピザの生地の薄さです。イタリアンピザのようにうす~く伸ばしておくといい感じです。


薪ストーブでローストビーフ

先週末の薪ストーブイベントに合わせ、ご近所の方と一緒にピザパーティーを開きました。

あいにく私は参加できず、妻がストーブの操作をしたのですが、たいそうおいしくできたそうです。

私は、今回はさらにグレードアップして、ローストビーフに挑戦しました。

ローストビーフは、キャンプやバーベキューのときに何度かつくったことがありましたが、いつもの大きなダッチオーブンだと、ストーブの中に入れるのが大変なので、ロッジのサービングポットという小さなものを使いました。

お肉は1kgの塊を3分の1位切り落としてちょうど入りました。

ストーブに入れおよそ30分で出来上がり。上々の出来でした。

ちょっと失敗だったのは、ダッチオーブンの上に火を置かなかったので、火の通りが若干わるく、時間がかかってしまいました。

次はもっと上手にできるでしょう。


今シーズン最後か!薪ストーブを体験しよう!!ピザ・焼き芋・・・

ずいぶん暖かくなってしまいました。

本来ならば暖かいのはうれしいのですが、薪ストーブクッキングを覚えた私にとってはちょっぴりさびしいのです。

そこで、今シーズンのラストを飾るイベントを開催しようかと思い立ちました。

今週末尖山ショールームへお越しください!!

ピザ・焼き芋・焼きじゃがなどをご用意してお待ちしています。

「ストーブのある家に住みたい!」とお考えの方も、そんなの考えたこともない方も、この機会にご覧ください。

日  3月6日(土)、7日(日)

時  10:00~15:00

場所 尖山ショールーム

☆必ずご予約ください(当日も可、ただし売り切れ御免)

ご予約はこちらへbreeze@soyokazenoie.com

住所・氏名・連絡先電話番号(携帯可)・参加人数・参加日時を明記してください

当日電話でという方はこちらへ0774-86-4962(私の携帯につながります)


ダッチオーブンを使って焼き芋

先日届いたサクラの薪を使いたくてしょうがなかったので、とりあえず家にあった芋を焼いてみました。

そのままアルミ箔に包んで炉の中に放り込んでもよいのですが、ダッチオーブンを使えばアルミ箔も要りませんのでとってもエコな感じです。

小型のキッチン用オーブンの底に焦げ付かないように網を敷いて蓋をするだけ。そのまま炉の中に入れます。

30分でホクホクのお芋が出来上がり。

ちょっと焼けすぎかな。ホクホクというよりもあんこみたいに柔らかくなっていました。

ストーブで焼いた芋はものすごく甘みがあります。これも遠赤外線のパワーなのでしょうか。

心なしか、サクラのチップのようなかぐわしい香りもします。


サクラの薪

今シーズンは薪ストーブでの料理に挑戦していることはご報告していますよね。

ストーブの炉内でオーブン料理をするのですが、ちょっとスモーキーな感じが旨いんです。

そこで、燻製などに使うサクラの薪を使えば、もっと良いフレーバーが付くのではと思い立ち、サクラの薪を購入しました。

さてお味の方はどうでしょうか?またご報告します。

ところで、毎年1t程の薪でやり過ごしてきた我が家ですが、この冬は寒い日が多いということもあって、薪ストーブを毎日のように焚いています。そうすると、準備した薪が底をつきそうな感じになってきました。たまたま、今シーズンは、1.5tほどケヤキの薪を買っていたので、一昨年の残り(クヌギ・ナラ)と合わせて、2tくらいありました。それがみるみる減ってきて、たぶんあと500kgぐらいしか残っていません。この分で行くと、2月初めにになくなってしまいそうな勢いです。

ストーブを毎日使うとすると、1シーズンに3tの薪がいるといわれています。薪ストーブの良さに改めて目覚めてしまったので、来シーズンに向けて薪小屋をつくらねばと考えている今日この頃です。

薪からゴキブリ!!

新年にふさわしくない話題ですが、このところ我が家ではゴキブリが出没しております。

そもそもそよかぜの家は気密性が高いので、害虫の侵入も難しいはずです。とはいえ、野菜やなどについて紛れ込んでくることはたまにあります。それがこのところしばしばあるので不思議だったのですが、理由が判明しました。

なんと、ストーブ用に持ち込んできた薪にくっついているではありませんか!

外は寒いので仮死状態になっていたのに、暖かい部屋に入って数時間すると息を吹き返すのです。

私も材木屋で育ちましたので、木場にはゴキブリやムカデがいっぱいいることは知っていますが、これはちょっと難儀です。

昨年まとめ買いした薪は、乾燥状態がよくないためものすごく安かったのですが、まさかゴキブリがこんないいたとは予想できませんでした。

室内に入れる前によーくチェックしないといけません。

薪ストーブと消防の規制

昨日は消防署に薪ストーブ設置の相談に伺いました。

住宅を建てる時には、地域によっては消防署の確認を受ける必要があります。消防署では、火災とそれによる被害を防ぐための外装や内装に関する制限が守られているかを確認します。

内装の制限の中で、火気使用室の内装についての定めがあり、火気(たとえばガスコンロなど)を使用する部屋(台所など)の内装を不燃材で仕上げているかをチェックします。

この火気というのが、ガスコンロは該当するがIHクッキングヒーターは該当しないとか、持ち運びのできるガスファンヒーターなどはよいが据置式の石油ストーブは該当するとか、いろいろと難しい部分があります。

薪ストーブに関しては、そもそもそのカテゴリーが確立されていないので、法律もどれを適用するのかがあいまいです。

半密閉式のストーブ(小学校などに置いてある据置式の石油ストーブ)に関する規定を準用すると、ストーブ本体は壁から1m以上離さなければなりません。住宅でそれほどのスペースをとってしまうと困ります。通常はメーカーの基準に従って、遮熱壁・遮熱板などをほどこし、壁になるべく近づけて設置します。

きのうは、壁とストーブとの離隔距離について、消防署に相談に行ったわけです。

ストーブの設置例や実際の壁面温度の測定データなどを提示して説明したところ、メーカーの基準に従って施工してよいでしょうということでした。今回は、いわゆる防火・準防火地域ではないので、消防署の検査もありませんので、これでおしまいということですが、メーカー側としては、測定データなどをまとめておく必要があるかもしれません。

薪ストーブはここ数年人気が急上昇です。私のところにも薪ストーブを設置したいという相談が結構あります。

これだけ普及しているにもかかわらず、それを規制する法律が整備されていないということは不思議です。逆に考えれば事故が起きていないから必要なかったのかもしれません。けれども、煙突工事などはその設計・施工に専門的な知識が必要ですから、きちんとした法整備が望まれます。

ピザパーティーやりました

もう一週間も前のことですが、いまさらご報告を。

お世話になっている出版社のスタッフがみんなで遊びに来てくれました。

当社の担当であるM氏が、「ストーブで焼いたピザを食べさせてください」と言っていたので、「いつでもえーよ」と安請け合いをしていたのですが、来てくれました、しかも6人の大所帯で・・・。

ストーブでピザを焼くには、炉内をある程度の温度に保たなければいけません。当日はそれほど寒い日ではなかったので、部屋は暑すぎるほどになりました。窓を開けながらのピザパーティーとなりましたが、みんなでピザ作りを楽しみました。

ファインもずいぶんかわいがってもらいました。

最後に集合写真。みなさんお疲れさまでした。