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現場情報

住まいの害虫

ea474b2b.jpg自然素材を使い、化学薬品をなるべく使わない家づくりをしていると、いわゆる害虫ともある程度はおつきあいをしていかなければなりません。
写真はタバコジバンムシ。乾燥した木につく虫で、ベニヤや集成材などについてくることもあります。畳の藁床にも住みつくことがありますが、乾燥した藁や木の繊維を餌にします。根絶することが難しい虫の一つです。

そよかぜの家のシステムでは、すぐれた気密性により湿気をコントロールすることができますので、害虫の発生はもとより、ダニやカビの発生も最小限に抑えることができます。
しかし、その性能を100%発揮するためには、特に夏場の湿気の多い時期に、閉め切って全館空調を行う必要があります。

全館空調といっても、そんなたいそうなことではなく、24時間各部屋のエアコンをつけっぱなしにしておくということです。そんなことをしたら電気代がとんでもないことになる(`・д・´)とお思いでしょうが、高いレベルで高気密高断熱を実現しているそよかぜの家なら、意外なことに電気代はそれほど増えないのです。
ただし、つけっぱなしにするエアコンは、1・2階各一台でもいいので、最新型の省エネタイプにした方がいいでしょう。また、お掃除を自動でしてくれるものであればなおいいです。設定温度は27~8℃程度で除湿運転をします。

私自身自分の家で実証済みですので、勇気をもってチャレンジしてみてください。

とはいえ、長年過ごしてきたライフスタイルを変えるのは難しい。
今日お伺いした家も、お年寄りも一緒に暮らしておられ、夏は風通しをして暑さをがまんするというスタイルを守っておられます。せっかくのそよかぜの家の機能を十分に生かしきれないのは残念ですが、暮らす人が住みやすければそれでよいと私は考えています。
子供さんの世代になって、ライフスタイルが変わったときに、威力を発揮してくれるかもしれません。

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御幣(ごへい)づくり

11ccc712.jpg昨日は上棟式に使う御幣飾りを作りました。
あらかじめ、大工さんに削ってもらった木に、邸名などを書いておいたので、それに飾り付けをします。
地域によって飾り方は違うようですが、うちでは昔から写真のようなやり方です。

3本の扇を丸につなぐのですが、これがなかなか難しい(´;ω;`)
そのまま繋ぐと360°にならないのでちょこっと重ねてつなぎます。ここがポイント。
御幣になる木は大工さんに削ってもらうのですが、今回はちょっと太めです。おたやん(おかめのこと)のお面をくくりつける水引は2本繋ぎます。
そして、御幣(紙のビラビラ)を取り付けますが、これも折り方がなかなか難しい。
最後に、半紙を巻いて水引で結び切りして出来上がり。

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酷暑の中の建て方作業

e5d666e7.jpg昨日の建て方作業は過酷でした。
京都南部の最高気温は36.3℃だったそうですが、炎天下では想像を超える暑さでした。
私自身現場に長時間いたのですが、普段外にいることが少ない軟弱な体にはあまりにも過酷でした。
それにひきかえ大工さんたちはタフです。
暑いのはみんな同じなのに、文句ひとつ言わず黙々と作業を続け、予定の作業を完了してくれましたw(゚o゚)w

熱中症には十分注意しましょう。

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健康塗り壁

26d3cebc.JPG自宅の壁で、健康塗り壁の試し塗り(?)をしました。
今塗っている壁(天井)は、もともと織物クロスでしたが、その上にヘルスコートを塗って仕上げに粘土を塗ってあります。ダイヤトーマスは、通気性が良良いのでICASの壁との相性も良いんです。

前回はクロス屋さんが塗りましたが、今回は左官屋さんに塗ってもらいました。
やはり左官屋さんは塗り壁のプロ。あっという間に塗りつけていきます。

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模型完成

7ed3c853.JPG”ラフ”模型が完成しました。

いつもながら”ラフ”ですが・・・
一応分解もできますので・・・

プレゼンのための模型ではなく、空間イメージを伝えるためのものですので(^_^)ニコニコ

手を抜くときは抜きますが、キッチリするときはしますのでご安心ください。念のため。(・◇・)ゞ

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加工を待つ桧の大黒柱

2ae0dbcf.JPG「一家の大黒柱」という言い方をよくします。
昔の家の建て方では、大黒柱・小黒柱などを組み合わせて柱と梁・貫で構造をつくっていました。現在の木造軸組み工法では、耐力壁で構造をつくりますから、構造上の大黒柱というものは存在しません。
けれども、家の中心としてシンボル的な存在をもたせて、あえて大黒柱を立てることがあります。

今回は、桧の8寸角を使います。
ご覧のとおりのきれいな木目が、素直に育った木であることをあらわしています。
今回建てさせていただく家が、この木のように健やかな家族を育ててくれることを願って、大切にこしらえたいと思います。

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確認申請の現状

今回の確認申請に要した時間はおよそ1ヶ月。
昨年の法改正によって手続きが増えたということもありますが、時間がかかっている理由は混んでいるからです。
今回は民間の確認検査機構に申請したのですが、それで1ヶ月。管轄の土木事務所に出していたらもっとかかっていたはずです。提出したのは7月6日。検査機構には仮受付した案件が所狭しと置かれていました。正式に受付をするとすみやかに処理をしないといけないので、”仮”にしておいて、順次見ているようです。つまり、4週間ほどは全く見てももらえずに順番を待っているのです。

ではなぜそんなに混んでいるのか??
新築の着工件数はずーっと前年割れで、仕事は少ないはず!?

昨年の法改正以降、ある民間の確認検査機関が京都南部から撤退しました。理由は処理にかかる時間が増え、対応しきれないため、事業所を集約したのだとか?

小泉改革で確認申請業務についても民営化が行なわれ、その結果耐震偽装を生み、現状の確認業務のパンク状態をまねいたことは間違いありません。
着工件数が増える見込みもない中、民間の検査機関が人員増員を図っていくわけもなく、この状態は当分続くような感じです。土木事務所よりも高い(ほぼ倍)申請料を払ってまで、早く手続きを進めるために民間を選ばなければならない状況。こんな調子でいけば、USJのエクスプレスパスのように、さらに高い手数料を払えば速く見てあげますよみたいなサービスも登場するかもしれません。地獄の沙汰も金次第とは言いますが、行政はその責任を果たしているのでしょうか??

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軒下の天窓は窓にみなされない!?

先日確認申請で指摘を受けました。
ホンマかいなというような見解です。
日本の家は普通は軒が出ていますので、すべての窓(壁にある窓)は軒下にあります。これらの窓は隣地との距離と直上の遮蔽物(庇など)との関係をもとに、採光上有効とみなす係数を計算します。すなわち、当たり前のことですが、窓としてみなされています。
ところが、1階の屋根に天窓を設けた場合、2階の屋根の軒下にあるという理由で採光上有効と認めないというのです。耳を疑うような話ですが、京都府下ではそのような見解で統一されているそうです。

理屈を言ってもラチがあかないので、結局2階の庇を短くすることにしました。
家にとって軒の深さは壁の傷みを防ぐ重要な役割を果たしてくれるのですが・・・

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シート防水の割れ

6e9fbfd5.JPG週末は出張(と言ってもある会の旅行に参加)していまして、ブログのほうもお休みさせていただきました。
信州のほうまでいって来ましたが、さすがに向こうは涼しかったです。驚いたのは泊まったコテージに冷房がついていなかったこと。なんぼなんでも真夏は暑いやろと思いましたが、山間なので涼しいのかもしれません。

さて、久しぶりの投稿になりますが、今日は防水の話。
どういうわけか、梅雨入り前から屋根の修理やバルコニー防水の修理といった話題が多かったのですが、今回は屋上のシート防水です。
写真は鉄筋コンクリート造の屋上防水の一部です。ドレンと呼ばれる排水金具のまわりがひび割れしているのがわかります。ここは、すぐ横に桜並木があり、葉っぱや花びらでドレンが詰まっていしまうことがよくあります。けれども、屋上が高いところなので、ご自分では掃除できないので、当方で時々掃除をさせていただいているのですが、今回もたまたま点検をさせていただいたときに見つかりました。ドレンの網にゴミがたまって水の流れが悪いために、その周りに水がたまった状態になり、防水を早くいためてしまったようです。
もちろん、ドレン周りは増し張りといって、防水シートが二重にはってあるので、たちまち雨漏りするわけではありませんので、乾くのを待って修理をしました。

防水は一般に10年保証ですが、10年以上放置してあるところがほとんどです。
下まで浸みてこなくても、躯体に浸入すると鉄筋を腐らせたりコンクリートを劣化させたり、悪いことばかりです。長く使おうと思ったら、早目はやめのメンテナンスを心がけましょう。

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宮大工の仕事

f48c65ae.JPGお寺のお仕事で、宮大工さんにご指名がかかりました。
写真は、薬師堂の濡縁ですが、さすがに宮大工という仕事です。
普通の大工はこうはしません。
濡縁といっても、実際にその上を歩くわけでもなく、体裁につけているだけなので、簡単にやってしまえばいいようなものなのでしょうが、そこは宮大工としてのプライドが許さなかったのでしょうか、立派な仕口をこしらえてあります。
そこまでしなくてもいいのにとも思うのですが、あとで工事にはいった職人さんが見て、「誰がやったん?」なんてことは言わせないという意気込みのようなものさえ感じます。

当然仕事にかかる前に見積もりを出しているのですが、お寺さんも高い安いをおっしゃいません。要は50万円は50万円の仕事、100万円は100万円の仕事をするわけで、決してぼったくるわけではないという信頼のもと、「このぐらいの手間をかけましょうよ」という提案をしているようなものです。

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今日は不動産屋さんモードで・・・

04a0f9a9.JPG中古物件の売却の仲介をすることになりました。
日曜日はオープンハウスということで、現場待機しています。
お預かりした物件が、たまたま比較的人通りの多い通り沿いだったので、看板だけ立てて様子伺いをしようといったところです。

昨日は数件の電話問合せがあったのと、近所の方が声掛けしてくださいました。

現場待機といっても、パソコン1台持ち込めば、十分仮設事務所になりますから、新築プランの検討ができました。

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ビルの最上階で・・・

75852cf1.JPG梅雨入り前から屋根やら防水やらと、何かと雨関係の仕事にご縁があるのですが、今日はビルの最上階の屋根の掛け替えをしました。
今までついていた屋根が少し小さめだったので、ちょっと強い雨が降ると吹き込んで大変だったようです。おまけに樋も穴が開いていて・・・

「何とかして!」と頼まれて、何とか考えてみました。
これでだいぶましになると思うのですが。
今度雨が降ったときに確かめてもらうことにしました。明日が危険です。

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第二室戸の傷跡

f41395f9.JPG修理中の酒蔵の屋根です。
屋根の下地に竹が編んであります。
この部分は、第二室戸台風の被害を受けて引き裂かれたのだとか。
当時ドタバタと修理しておいたのがそのまま今日まで持ちこたえていたことになります。
46年間竹も縄も腐っていません。昔ながらの技術には脱帽です。

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リペア

2f855a57.JPG先だっての外壁工事の際、シャッターに傷をつけてしまいました。
あいにく輸入物の商品で、部分交換ができず、やむなく補修でご辛抱いただくことに・・・( p_q)エ-ン申し訳ございません。

リペアの技術でほぼわからないくらいまで治りました。

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健康塗り壁を試し塗り

4dedfe93.JPG健康塗り壁ゲルザイムを試し塗しました。
トイレの壁のクロスの上から直接塗っています。
写真ではパテベラを使っていますが、やっぱり鏝の方がよさそうです。
下地のクロスがはっきりしたストライプ柄だったので、少し厚めに塗らないと透けて見えますが、1回塗りで塗り壁が出来上がりました。
これならリフォームにも使えそうです。

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アカ(銅)のトイ(樋)

85be5b3a.JPG以前にも書きましたが、ここ数年銅板の傷みが早いんです。
昔から私たちの住んでいる地域では、アカ(銅)の樋は一生もんと言われ、高級な材料として使われてきましたが、酸性雨の影響なのかすぐに穴が開いてしまいます。

特に平成に入ってから掛けたものの傷みが早く、それより古いものの方がむしろ長持ちしています。

銅は、その特長として、表面に緑青と呼ばれる独自の酸化膜を作ることにより、奥まで腐食が進むのを防ぎます。新しいときはピッカピカですが、次第に飴色に変わり、さらにしぶ~い緑色に変化していきます。この変化に風情があるのです。緑色にまでなってしまうと、けっこう強いのですが、そうなる前に腐食してしまっているようです。
平成以降、雨の酸性度合が高まったのか、緑青をふくまでもってくれそうにもありません。

写真は、もっと古い樋です。昔のものなのでかなり分厚い銅版を使っておられますが、「点滴石をもうがつ」と言うことばにもあるように、雨のしずくが瓦から落ちてくるところが、だんだんと薄くなって、ついには穴が開いてしまったようです。

こうなってしまうと、周りの銅板も薄いのでハンダ付けはできません。とりあえずシリコンで応急処置をしました。ころあいを見て軒樋を取り替えるほうが賢明です。

さて、新しい樋に変えるならば、銅板が良いのか、それとも他のものが良いのか悩むところです。
銅板は確かに昔みたいに一生もんとは行きませんが、経年変化を楽しむ素材としては捨てがたいものがあります。メンテナンスフリーということばが、あたかも万能のようなイメージで使われますが、およそ世の中にそんなものはなく、いずれ朽ち果てていくものなのですが、その移り変わりが美しい方がいいと思いませんか?
一方で、銅も期待するような色の変化が出なくなっていると言う見方もあります。
樋の機能だけを考えるなら、塩ビ製(スチールの芯が入っている)を使うほうが良いかもしれません。
銅の色をつけたステンレス製の樋もありますが、ステンレスは錆びないと思っているとそうでもありませんよ。仮に錆びなくても、「点滴・・・」ですから穴は開きます。そんなことを理解した上で、材料選びをしておかないと、後悔してしまいます。

樋ひとつをとっても、悩む種があるのです。

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屋根のしっくいがこんなにきれいになりました

730c137e.JPG前回くだり棟が傷んでいるところの写真を載せましたが、修理が終わってこんなにきれいになりました。

もともとは、屋根屋さんの職人さんが瓦の工事と一緒にしておいたものですので、しっくいはどちらかというと目立たない存在でしたが、今回の修理は左官屋さんに頼んだので、えらく丁寧にやってくれました。かなり存在感があります。∑(=゚ω゚=;)

そこまでしてくれなくてもいいのに・・・と思いつつも、心を込めた仕事に感謝です。

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ショールームめぐり

お客様に同行して、ショールームを見学してきました。
1軒目はINAXの草津ショールーム。
いつもは御池の京都ショールームに行っていたのですが、「新しいからいいですよ」とすすめられていってみました。
単独の建物で広い駐車場もあり、なかなか立派でした。展示室も京都よりは少し広いようです。ちなみにアドバイザーの女性は元協とショールームだったようです。
このアドバイザーの説明が良かったのか、打合わせは手早く進み、午前中にほぼすべてを見終わってしまいました。
そこで、帰りに竹田のヤマハ京都ショールームにも立ち寄りました。
こちらは急きょ資料を取り揃えていただいたので、見学は十分ではありませんでしたが、商品の特長は良くわかりました。

2軒のショールームを見学しましたが、いずれも最近できたばかりのところです。
印象としては、豪華な展示で高級グレードに目が行くような設えは一切なく、目的に合わせて、着々と打合わせをするための施設になっているように感じました。その分、ぶらっと立ち寄って見て楽しむ部分は少なくなっているかもしれません。まあ、どちらもロケーションが郊外のロードサイドですから、そういう面も考慮してかとは思いますが。

最新のショールームということで、どんな非日常的な空間があるのかと楽しみにしていた私には期待はずれでしたが、現実的で使い安い場所になりそうです。

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瓦のしっくい

c4b40760.JPG家のメンテナンスの中でも、一番傷みが早いところといえば、屋根と外壁です。
先日はカラーベストの高圧洗浄の様子を載せました。
今回は瓦です。
この写真は実は私の実家の屋根で、今パソコンを打っている事務所のちょうど真上のあたりです。1987年に新築していますから21年目ですが、下屋の降棟のあたりがだいぶ傷んでいます。たちまち取れてくるところまではいってないんですが、早めのメンテナンスをしておこうということで、しっくいの修理をしています。

私の実家の場合、木造瓦葺で外壁はモルタル塗に吹付タイルでしたが、吹付けも20年というと限界でしたので直しました。
外部は15~20年ごとに手入れをしておくと、見た目もきれいですし、耐久性も向上します。けれども、メンテナンスの内容が素人にはわかりにくいので、悪徳リフォーム業者の温床となっていた時期もありました。くれぐれも、とびこみセールスのような業者の相手にはならないように注意してください。
特に、田舎に年老いたご両親だけが住んでおられるという方は、十分に注意を呼びかけてあげてください。

外部の改修はけっこう値も張ります。屋根のしっくい修理で20万円前後~傷みがひどければ50万以上かかることもあります。壁は足場が必要ですので、50万円前後~大きな家であれば100万円以上かかります。また、使用する材料によっても価格の幅は大きいです。

信頼置ける工務店などに、早い段階から相談して、予算組をしておくことが大切です。

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集成材について

先日、構造用集成柱の強度不足のために取り替え中に、建物が倒壊し作業員が亡くなるという事故がありました。
事故の原因についてはまだ調査中ですが、作業手順の間違いがあったこと報道されました。記事によると、耐力壁の施工前にもかかわらず、屋根葺きが完了していたそうです。さらにその状態で2階全体をジャッキアップしたため、バランスを崩して一気に倒壊したようです。考えられないような手順です。

ところで、取替えが必要だといわれた集成柱についてもなにやら複雑な問題がありそうです。この現場で使用していた集成材は、JASの認定を受けたものなのですが、桁用の部材らしく、柱用の部材に比べてわずかに曲げ強度が足りなかったのだそうです。しかし、ふつう集成材を注文するときに、JASの認定番号を指定することはないでしょうから、どこで誰が間違えたのか疑問です。

近頃、集成材が剥離したという問題がちらほら出始めていますが、他の現場は大丈夫でしょうか??

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地勢のよい土地

ce1c3e73.JPGICASシステムは、地球の持つ磁場エネルギーを利用して微弱な電流を流し、室内をマイナスに保ちます。けれども、現代社会では、酸性雨や電磁波などの影響を受け、本来の磁場が乱れてしまっている場合があります。
ICASアダプターを取り付けたとき、乾電池で1.5ボルトの電圧をかけ、磁場を補正するのですが、その場所によって電池の減り方がことなります。
概して、混み合った商業地の中では、電池が早く減り、緑の多い地域では減りが遅いようです。

私の事務所がある実家では、およそ1年前にアダプターを取り付けたのですが、ご覧のとおりメータはマイナス1.0以上をさしています。比較的地勢のよいところといえそうです。

一般に、地勢のよいところは作物の育ちも良いので、家などを建てず田畑として残っているのだとか。例外は神社で、森に囲まれた神社はすごく地勢が良いのだそうです。新しく開発された宅地でも、沼地を埋め立てたところよりも、山を切り開いたところの方が良いという方もおられます。(いずれも確かなデータはありませんが・・・)

ともあれ、ICASアダプターの設置により、強制的に磁場が作られ、徐々に磁場が改善されていくといわれています。
部屋の空気をきれいにするだけでなく、地勢のよい土地に暮らせるというのも、ICASの大きなメリットではないでしょうか。

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金物注文もネットで

建築に関する金物類は多種多様です。
釘・ビスなどはもとより、耐震補強のために使う構造用金物は日進月歩ですし、特殊な用途に用いる金物にいたっては、使うたびに仕様が更新されています。
従来のように金物屋さんで在庫を置いているような時代ではないのです。

「○○のような用途に使う金物はないですか?」と金物屋さんで尋ねるよりも、ネットで検索した方がはるかに情報量も豊富です。
価格はばらつきがありますが、それほど高くもありませんし、うろうろ探しに歩いている手間を考えると、ネットでの購入の魅力は増します。

今朝は、物干し金物をネットショップで注文しました。

このところ、本や事務用品など、ちょこっとしたものを楽天で買物していたら、気がついたらプラチナ会員になっていました。
会員特典やポイント制など、いろいろな工夫がされています。

建築業界でも、工務店や設計事務所などはネットでの受注を増やしているところがあり、そのうち楽天で家を注文するような時代になるかもしれません。

普段の仕事では、手づくりの魅力や、お客様とのコミュニケーションに基づく家づくり(ものづくり)を重視していますが、ネットショッピングもコミュニケーションをうまくとっています。
購入履歴をもとに、顧客に対して情報を提供するので、あたかも常連客のように、「こんな本でましたよ」という感覚でメールがきたりします。
やたらと不必要なメールが来るという方もおられますが、上手に活用すれば大変便利です。

今の段階で、ネットで直接受注というのは想像もできませんが、ネットショップは確実にビジネスパートナーとなっています。

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高圧洗浄の様子

d1ff0af9.JPG写真は屋根(カラーベスト)を高圧洗浄している様子です。
一見汚れていないようでも、洗浄したところとそうでないところの違いを見れば一目瞭然です。うっすらとコケ状にこびりついるのが面白いように取れていきます。

カラーベストのようなセメント系の屋根材は、その耐久力を表面の塗装に頼っています。そもそも薄いセメント版は水を吸いますが、表面の塗装でそれを抑えているわけです。ところが、塗装の耐久性はいくらがんばっても10年程度ですから、年々吸水性が強くなり、しまいには吸い込んだ水が腐ったり凍ったりしてボロボロになっていきます。
そうならないためには、早めのメンテナンスが欠かせません。
早いところで10年目くらい、よくがんばっても20年たったら塗装をしましょう。
塗装する材料によって値段はまちまちですが、シリコン系の塗料もずいぶんと安くなりました。今回使う材料もシリコン系で10年耐久のもので@2500円/㎡程度です。
ただし、屋根勾配がきついところは屋根足場も必要ですし、そうなると外壁と同時にしないともったいない。
外装全体のメンテナンス周期を考えた上で、計画的に進めることが大切です。

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芝生の雑草

9c551606.JPG去年芝刈をサボった後深くかってしまい、弱らせてしまいました。
春になったら元気を取り戻してくれると期待していたのですが、いまいちです。
写真はクローバー系の雑草です。小さな花が咲いてきれいなんですが、葉っぱで覆い隠してしまうので芝生のダメージは大きいです。
連休にがんばって草引きをしました。

今年は、定期的な芝刈ができるという自信がないので、知り合いのお花屋さんに管理をお願いしてしまいました。
何とか復活できるといいんですが・・・

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こだわりの家づくり 庭造りまでトータルに