集成材について
先日、構造用集成柱の強度不足のために取り替え中に、建物が倒壊し作業員が亡くなるという事故がありました。
事故の原因についてはまだ調査中ですが、作業手順の間違いがあったこと報道されました。記事によると、耐力壁の施工前にもかかわらず、屋根葺きが完了していたそうです。さらにその状態で2階全体をジャッキアップしたため、バランスを崩して一気に倒壊したようです。考えられないような手順です。
ところで、取替えが必要だといわれた集成柱についてもなにやら複雑な問題がありそうです。この現場で使用していた集成材は、JASの認定を受けたものなのですが、桁用の部材らしく、柱用の部材に比べてわずかに曲げ強度が足りなかったのだそうです。しかし、ふつう集成材を注文するときに、JASの認定番号を指定することはないでしょうから、どこで誰が間違えたのか疑問です。
近頃、集成材が剥離したという問題がちらほら出始めていますが、他の現場は大丈夫でしょうか??
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