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健康・自然・家づくり「そよかぜの家ダイアリー」

中国産、大丈夫か??

大気汚染が深刻な中国で、恐るべき施策を考えているようです。
先日、北京オリンピックのマラソン選手が、大気汚染を理由に出場を見合わせるという内容の報道がありました。各国の選手からも、大気汚染に対する不安が高まっていたようです。
これを気にしたのか、中国が考えられない方策を打ち出しました。それは、オリンピック期間中(パラリンピックも含め2ヶ月間)、北京近郊の工場の操業を停止するというもの。
中国メディアは、画期的な対応だと自慢げでしたが、そんなことができてしまう中国が恐ろしい。

中国へ進出した日本企業が、数年で撤退するケースが多い理由の一つに、巨額の設備投資をして工場を建設し、現地人を採用し教育訓練を行い、ようやく事業が軌道に乗ったというところで、突然工場の立ち退きを要求してくるというようなことがあるらしい。
国益のためなら何でもまかり通るという社会なのか?

今回、北京近郊に日本の企業があるのかどうかは知りませんが、2ヶ月操業を止めるということの影響は甚大でしょう。
世界の市場にも影響を及ぼすかもしれません。
ニュースでは、北京近郊のセメント工場が対象になるような報道でしたが、中国内のセメント供給が減った場合、当然輸入をするでしょうから、セメントの高騰なんてこともあるかもしれません。
北京オリンピック特需で、建設資材が高騰していたことがありますから、まんざら考えられないことでもなさそうです。

それでなくても、建築業界では材料高が急激な勢いで進んでいるのに・・・

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