古民家修理 石の敷居に・・・
ちょっとわかりにくいですが、古民家の石の敷居に取り付けてある真鍮レールの入れ替えをしています。
新しく設置する場合は、石にカッターで細い切込みを入れて、そこに足の付いたレールを差し込むような恰好で取り付けをしますが、カッター切りの際にどうしてもほこりが出るので、昔式のやり方でやりました。
石にドリルで穴をあけ、穴に木の栓を打ち込み、そこにレールを釘止めします。
取り替えたレールは何十年も前のもので、木栓ではなく鉛を流し込んでありました。今回は桧の栓を打ち込みました。
建具の戸車と下框を修理してはめなおすと、新品のようにスムーズになって、大変喜んでいただきました。
最後は、古色塗りして周りとなじませてできあがりです。