完成写真-京都K邸
着工直前にお生まれになった赤ちゃんもふくめ、親子4人が暮らす家です。
外装のコストは抑えめにして、内装は自然素材を存分に使いました。
太陽光発電設備も備えたオール電化住宅。暖房が苦手なオール電化住宅でも、気がねなく全館暖房が行えるように、蓄熱暖房機も備え付けました。
引越後、ものすごく寒い日が続いたのですが、驚くことにほとんどこの蓄熱暖房機だけで過ごせたといいます。
リビングダイニングと続きの小上がりの畳スペースは、赤ちゃんがはいはいできるように、今は掘りごたつはしまってあります。
テーブルが畳の下にしまえるような仕掛けにしています。畳下は収納スペースとしても使えるようにしています。
吹抜けを通して光が降り注ぐ、すっごく明るい家です。
ちなみに、こちらのお宅は、平成22年度木のいえ整備促進事業の補助金100万円を受けています。
そよかぜの家なら、長期優良住宅の省エネ性能をクリアします。間取りにもよりますが、今回は無垢の木材だけで耐震性能もクリアすることができました。言葉だけの”長期”ではなく、本当に長い間にわたって安心して暮らせる家づくりをするには、制度基準だけに振り回されず、キッチリとした技術に裏付けられた信念が必要だと私は考えています。