実験
尖山ショールーム(=私の自宅)ではいろいろなテストを行っています。
そもそも、そよかぜの家の高気密高断熱や自然素材の住み心地を自ら体験するために建てたようなもんですから、いろんなところで、新しい素材を試しています。
ICASシステムや塗り壁材のテストなど、寝室の壁はその歴史が刻みこまれているのです。
今回の実験は、それに比べると簡単です。
ご覧の写真、これまたちょっと見にくいですが、ダイニングのペンダントです。
3つのランプが微妙に違うのがお分かりでしょうか?
実は、今話題のLED電球を使ってみました。以前にもご紹介しましたが、小型のクリプトン電球サイズのものは、まだまだ高額でしかも光量が足りないものがおおかったのですが、最近ではずいぶん値段も下がってきた上、光量もそこそこ上がってきたので、ためしに使ってみました。
3つのうち、真中の一つだけが、従来のクリプトン電球です。
LEDはグローブの上の方が暗くなっています。一応電球色のLEDなのですが、蛍光灯ほどではありませんが、若干青白い感じがします。
つけた瞬間は、ずいぶん違和感がありましたが、数日経つと慣れてしまいました。
今のところの感想は、
①演色性は電球の方がずいぶんよいが、一般住宅に使用するレベルであれば、慣れたら一緒という感じ。
写真のようなダイニングは、食材の見栄えが少し変わる気はするが、熱を発しないという魅力も大きい。
②電球の値段と電気代を比べると、まだまだ得だというほどではないが、吹抜けの照明など、電球の交換が大変なところへは、LEDはお勧めだと思います。
ちなみに、シリカ電球サイズのものは、小型のものよりも、光量・演色性とも優れているように思います。価格も安いので、一気に普及するのではないでしょうか。