地盤改良
最近では地盤調査を当たり前のようにするようになりました。
何十年も前から建物が建っていて、その建物が不同沈下などを起こしていなければ、安定した地盤であると推定できますが、今回は更地になってから購入した土地なので、それを見ることはできませんでした。
けれども、このあたりは、旧街道沿いにあたり、それこそ奈良・平安時代から建物が建っていたかもしれないようなところである上、近隣の建物を見る限り、特に損傷のあるようなものはありません。そのあたりから考えて、おそらく改良はしなくてよいだろうと、タカをくくっていたのですが・・・
いざ調査をしてみると、軟弱な層が点在しており、柱状改良をするよう解析結果が出ました。
こうなると改良しておく方が安心です。
オーガーで掘ったときに、丸い石がたくさん出てきました。やはり木津川の氾濫が繰り返された土地だというのがわかります。
写真は、湿式柱状改良を終えたところ。
基礎の外周部は根入れが深いので、杭頭も低くなります。