重森三玲邸
土曜日は京都鴨川塾で重森三玲邸に行きました。
重森三玲は昭和を代表する庭園家で東福寺や松尾大社なども手掛けているのだそうです。
この重森三玲邸は、もちろん庭を自身でつくったのですが、生前はそこに暮らしていたこともあり、一般には公開されませんでした。また、何度も手を入れているので、完成度も高いといわれているとか。
これは座敷から見た前庭。切り取られた部分のバランスが完璧です。
奥の茶室から見ると、林立する石の奥行きが現れます。乱張りの石は海岸線をイメージさせる州浜づくり。
イサムノグチから贈られたというちょうちん型の照明が座敷に。
三玲自身がつくったものが茶室に。
波をかたどった茶室の襖。
そのほかにもいろいろ面白いディテールがありました。
鴨川塾でいろいろな所につてれもらうたびに、京都ってすごいところだなとつくづく思います。