気密測定完了
気密測定を行いました。
強風のため測定がなかなかできませんでしたが、無事合格。
c=0.6cm2/m2ということで、まずまずです。
自然給気口・エアコンスリーブ・給排水配管を仕込んだ後なので、若干性能が落ちることを考慮すれば、かなり上出来です。
参考までに、c値というのは、床面積m2あたりの隙間の大きさです。
この建物の場合、延べ床面積が117m2なので、家全体で117×0.6≒70cm2の隙間があるということです。
70cm2ってピンときませんよね。名刺の大きさが約50cm2なので、名刺1.4枚ということになります。
玄関や窓などのサッシにもいくぶん隙間が生じますから、それ以外のところに隙間はほとんどないということです。すごい!!
ちなみに、一般的に高気密住宅と呼んでもよいという数字が、c=5.0です。けれども、2.0以下でないと計画換気ができないとも言われています。「えっ」と思われるかもしれませんが、気密性が低いと、温度差や風圧などによって、勝手に換気が起こってしまい、およそ計画通りにいかないということです。そればかりか、家全体をまんべんなく喚起することができず、換気不足になるエリアが生じてしまうのです。
要するに、気密性が高いから換気が必要になるのではなく、きっちり換気するためには高い気密性が必要ということです。(←重要)
計画換気について詳しい話を聞きたい方は、いつでもお問い合わせください。
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