下地の合板が・・・・
カラーベストをめくってみると、予想以上に傷みがありました。
ルーフィングのところどころにシミがついていますが、ここは水が入っていたと思われます。
白く見えている部分は、ルーフィングが腐ってしまい粉みたいになっています。
拡大するとこんな感じ。白くなった部分の下はコンパネも腐っています。指で押さえるとそのままズボッと入ります。
これは軒先部分。上から入った水が落ちてくるので、特に傷みはひどくなります。
こうなったら合板を張るしかありません。傷んだ合板をめくることはあまりにも大変なので、この上から新たに張リます。
カラーベスト葺きの場合、屋根材の裏に生じる結露などから、合板が傷んでいるケースはよくありますが、ここまでひどくなったのは、塗装の仕方が悪かったからです。(昨日のお話し)
ところで、こういうのを目の当たりにすると、「構造用合板ってどうよ」って思います。構造用合板の剛性で建物の構造を支えているような建て方に不安を感じずにはいられないのです。
外壁は屋根ほどではありませんが、厳しい気象条件の元にさらされる部位です。壁倍率3倍だ4倍だといっても、新品の時のデータですから、20年後はどうなっているのでしょう??