築120余年の古民家改修
明治20年の建物だそうですから123年になるのでしょうか。そんなお宅の改修を承りました。
内容は床暖房をつけるだけなのですが、床材にこだわってみました。
廻りの木材の古色と合わせるため、無垢材でよいものはないかといろいろ探した結果、ブラウンアッシュのフローリングを採用しました。床暖房用に高温乾燥を施した材料で、ちょっと扱いにくかったのですが、仕上がりは上々です。
古材ともマッチして違和感はありません。
実は、床を直すにあたって、溝が擦り減っていた敷居を取替ました。
壁もついでに塗ろうかということになったので、それなら垂れさがってしまっている鴨居も直しましょうということになりました。
というわけで、やっぱり工事は増えていくのですが、とりかえた鴨居や敷居も古色に合わせて塗装しましたので、ご覧のような仕上がりです。
ガス温水床暖房を仕込んであるので、快適であること間違いなし。