高速道路無償化第1弾発表
民主党政権の目玉の一つである高速道路の段階的無償化が具体的に動き出しました。
6月をめどに一部の無償化がスタートします。
今回対象となるのは37路線で、近隣で言うと京都縦環道と舞鶴若狭道の一部だけです。
私が頻繁に利用する京奈和自動車道や第二阪奈、第二京阪などは含まれていません。そもそも阪神高速道路は無償化の対象ではないので、第二京阪は無償にならないのかもしれません。
そういえば、第二京阪が3月に門真まで延伸します。これによって大阪市内へのアクセスが随分と良くなります。こうなると大阪市内が混雑するのではと心配になりますが、1号線の枚方周辺の混雑は緩和されるでしょう。
しかし、これらの新しい道路は料金がものすごく高いですね。安くすると混雑してしまうから高いのかもしれませんが、利用されないと本末転倒ですよね。一部の金持ちだけのための道路ということになってしまいます。
ところで、今回の一部無償化に1000億円が投入されるそうですが、収入が1000億円減るかもしれませんが、料金所の職員の方たちはリストラされるのでしょうね。そうなると人件費などが減りますから、正味1000億円減るわけでもないのでしょうが。
ご存知の方もおられるでしょうが、高速道路の料金所にはたくさんの職員がおられます。各料金所のそばには立派な事務所があって、交代の方や事務職員など10名くらい常駐されているのではないでしょうか?(私の印象です。実数は知りません。)これらの人たちが不要となってしまうのかも知れませんね。もっとも就職難のご時世に多くの方が職を失うことにもなりますが。
また、1台2億円ともいわれる料金所に設置されているETCの設備は無用の長物になってしまうのでしょうか。よく八ツ場ダムが取り上げられますが、2億円×????台と考えると、これもとてつもない金額じゃないでしょうか。もったいないですね。せっかくついているのだから、一区間ごとに一律100円くらいで全国統一にしてくれたらとも思います。でもそうなると車載用のETCは無償で配布してもらわないといけませんね。
ともあれ、年に何回か丹後方面に車で行きますので、その時は恩恵を受けることになりそうです。