梅雨どきの住まい方は?夏の結露は怖い?!
近畿地方も昨日梅雨入りした模様です。例年よりは少し遅いとのことです。
7日の日曜日2月に引っ越しされたお客様のところへ点検がてらお伺いしました。
ご引っ越しに際して、冬の過乾燥予防についてくどいほど説明させていただいたこともあり、冬から春にかけて、快適に過ごしていただいているようでした。今回の点検は、設備機器や建具などの点検のほか、夏に向けての住まい方をアドバイスすることも大きな目的でした。
そよかぜの家は、とても気密性が高いので、室内の湿度をコントロールすることができます。そのことも踏まえ、全館24時間冷房の必要性をご説明しました。
24時間エアコンをつけっぱなしにすると、とんでもない電気代がかかるんじゃないかとご心配でしょうが、断熱性に優れた高性能な建物なので、以前の電気代よりもむしろ安くなります。電気代の問題だけでなく、部屋を仕切る壁の中などの見えない部分で起こる結露を防ぐためには、全館空調がどうしても必要なのです。つまり、家の中で温度差を作らないことが重要なのです。
調湿性能のある仕上げ材を使えば結露は起こらないという方もおられますが、結露のメカニズムを理解すれば、上記のことは明らかなのです。自然素材は体にいいというイメージだけで考えてはいけませんよ。
もちろん、私は自然素材を積極的に使っていますが、決してそれが万能ではないということが言いたいのです。
結露といえば冬の窓ガラスを思い浮かべられると思いますが、夏に床下や壁の中で起こる結露が、木を腐らせたりシロアリをはびこらせる重大な要素であることは意外に知られていないのです。
おっと話がどんどんそれていきます。この話に関してはつい熱くなってしまいます。
詳しく知りたい方は、そよかぜの家のショールームにお越しください。2時間みっちりご説明します。