まき暖房でCO2削減
全国の優れた二酸化炭素削減活動を選ぶ、環境省主催のイベントが行われ、最優秀賞にまき暖房の取り組みをした中学校が選ばれたそうです。
京都市北区の雲ケ畑中は2004年から教室の石油暖房をまきストーブに切り替え、生徒が地元のボランティアと一緒に地域の倒木をまきとして活用しており、手作りの努力とぬくもりがあると高評価を得たそうです。
薪ストーブは、木を燃やすのでCO2を排出するじゃないかと思いでしょうが、とくに間伐材は樹齢が浅く、植樹をすれば成長の過程でCO2を吸収するので、CO2循環という意味では、環境への負荷が少ないと言われています。山林の荒廃も重大な環境問題ですから、薪の活用は一挙両得ということになります。
里山や人工林が近くにある地域では、ぜひまねをしてほしい取り組みだと思います。