外壁に打ち水で室温をさげる
新しいエコアイデアが発表されました。
当社もよく採用している、シラスを用いた塗壁の特性を活かし、外壁に散水して室温を下げるというものです。
製造メーカーである高千穂によると、建築面積4坪程度の木造建物の実験で、600kgの水を散水して最高で5度室温が下ったそうです。もっとも、4坪の建物に対して600kgの水ですから、外壁面積と床面積の割合から考えると、延べ面積が30坪の家であれば、3tくらいの量になりますので、ちょっと現実離れしているようにも思いますが・・・。ちなみに、高千穂では、独自の雨水利用システムを開発していますので、それとを組み合わせたシステムで提案しています。
参考までに、3tの雨というと、お風呂7杯分くらい、30坪くらいの家なら、降水量が6mm程度でたまる勘定になります。
このシステムのよいところは、室温を下げるだけでなく、周辺の温度も下げてくれるところです。地球温暖化対策としては、とても有効な手段かもしれません。
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