宮大工の仕事
お寺のお仕事で、宮大工さんにご指名がかかりました。
写真は、薬師堂の濡縁ですが、さすがに宮大工という仕事です。
普通の大工はこうはしません。
濡縁といっても、実際にその上を歩くわけでもなく、体裁につけているだけなので、簡単にやってしまえばいいようなものなのでしょうが、そこは宮大工としてのプライドが許さなかったのでしょうか、立派な仕口をこしらえてあります。
そこまでしなくてもいいのにとも思うのですが、あとで工事にはいった職人さんが見て、「誰がやったん?」なんてことは言わせないという意気込みのようなものさえ感じます。
当然仕事にかかる前に見積もりを出しているのですが、お寺さんも高い安いをおっしゃいません。要は50万円は50万円の仕事、100万円は100万円の仕事をするわけで、決してぼったくるわけではないという信頼のもと、「このぐらいの手間をかけましょうよ」という提案をしているようなものです。
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