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健康・自然・家づくり「そよかぜの家ダイアリー」

だるま落とし解体

鹿島建設が解体工事の新工法を開発しました。
KC&D工法(鹿島カットアンドダウン工法)というのだそうです。
高層ビルを解体する際、上の階から順番に解体してくるのが当たり前でしたが、上層階での解体作業はコストがかかる上、粉塵飛散などの問題もありました。
今回の新工法は、下の階から順番にだるま落としの要領で解体していくという画期的なものです。
ジャッキで支えながら柱を切断し、70cmずつ下げていくのだそうです。
最近ではジャッキが高性能になり、複数のジャッキを連動して動かし、建物の水平を維持しながら持ち上げる技術が確立されています。総理大臣官邸のような巨大な建物まで曳き家してしまうぐらいですから、今回の工法もそれほど驚かされるものではありません。
しかし、理論上大丈夫とはいえ、実際に柱を切断する作業に従事する人は気持ち悪いでしょうね。先日木造建物の柱交換中に建物が倒壊し、作業員の方がなくなられるという事故があったばかりですから・・・

ちなみに、この工法では地震対策として、建物中央にコアコンクリートを作り、いわばダボ栓のような形で倒壊をふせぐのだそうです。
とはいえ、ニューヨークの貿易センタービルの倒壊する姿を見ているだけに、建物が部分的に老朽化が進んでいてバランスが壊れたら・・・なんて考えると、やっぱり気持ち悪いですね。
いっそ爆破工法なんかのほうがいいんじゃないでしょうか?

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