倒壊住宅続報
先日書き込みをした、住宅工事現場の倒壊事故の続報が入りました。
それによると、事故があった住宅は延べ床面積が約107m2で、松下電工が開発した耐震性の強さが売り物の木造軸組工法「テクノストラクチャー」を採用していました。松下電工の関連会社が行なった現場検査で、使用している集成材の柱の強度が不足しているので、所定の耐震強度がえられないことがわかり、柱を取り替えることになったのだそうです。
建築中の現場で柱を取り替えることはよくあります。化粧の柱に修復不可能な傷がついたとかひどい割れが出たという場合、差し替えます。取り替えは部分的にジャッキアップしながら1本ずつ行ないますので、家全体はびくともしないのが普通です。
今回の現場では、曳き家(家全体を持ち上げて移動させる技術)を専門とする業者さんが行なっていたらしく、15本の柱をいっぺんに抜こうとしていたようです。
詳しい原因はこれから解明されるでしょうが、いろいろなことに波及しそうな気がします。
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